人生で初めてローカットをした話
おはもも! まいどおなじみゆずはらです。今日は人生で初めてボーカルをローカットをした話をします。
ローを出したい人生
ちまたではローカットするとかしないとか色々とございますが。「息を出さないで歌うハイトーン」を主戦力にしてるわたくし、ほぼローがでないのでローカットとかとまあまあ無縁の世界にいてました。
それでも60Hz以下くらいに何かのモヨモヨが入ったりするので、薄くローカットをいれたりはするんですが、「音楽的にローカットしなきゃ!」って思えるときってなかったんですよね。
少なくともハイトーン女声ボーカルとバンドサウンドだけをやってるだけなら、さしせまってボーカルのローカットしないとって焦燥感はでないはず。
男声ボーカルってのは低い音が出せる
女声ボーカルってのは低い音が出しづらいところありますね。楽器が違う感じします。バイオリンとチェロに近い違いがありそう。
現在、アルバムを制作中。その中の「暇ならおいでよ」という曲にこたぬきくんをコーラスで参加してもらいました。こたぬきくんは最新曲「縁〜よすが〜」が素敵なので興味あったら聞いてみてね。
「わたしのオクターブ下でうたってほしい!」という要望、音域よくわかってないままに頼んじゃったけれど、ばっちりこなしてて、わあすごいになっちゃった。
ボーカル編集はStudio OneとMelodyneでやってるんですが、そのときの画面をまずは見せたいですね。
こたぬきくんの音程、“ガチ”で低くて感動しちゃった。にんげんの喉からこんな低い音が安定して出せちゃうんだあっていうおどろき。そりゃ出るんだろうけれど、生音で見たのは初めてだったので。
ところが、この豊かな低音がベースやキックと被ってくるのを体験したのです! 「これだ!これがローカットが忍び寄るボーカルなんだ!」ってかんじです。
魂が望むローカット
こんかいのオケは格別低音が強いわけじゃなかったけれど、男声ボーカル(音域低め)が入った瞬間にローが飽和しちゃったんですね。こうなったら魂が要請するローカットを入れるときなんでしょうね。入れたいって思ったらいれるのがいいですよね。
ちまたの情報に流されずに生きていくのがよさそう
わたしはふだん女声ボーカルしかエディットしないし、ミックスもしないし、女声ボーカル向けの曲しか作ってないんですが、男声ボーカルをやるときに今までの常識を持ち込んだらちょっと間違えそう。
逆も然りかなと思います。
男声ボーカルをメインでやっていたり、またはウィスパーの女声ボーカルとか、低めの女声ボーカルをメインでやっていたりする人は、その領域の常識みたいなのがありそうな気がします。
ちまたに溢れる情報って、「その人がその地点から見た視界」の話をしがちなので、あくまでも他人のこととして捉えていくのがいいんじゃないかな〜って思いました。
今日はそんなかんじ! ゆずはらでした。
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