自分とは・・と思った日々
なんだか、哲学みたいなタイトルになってしまった。
社会人2年目になり、夏頃に「自分とは?」という気持ちになった
ことがある。
結構恋愛体質だった当時の私は、
夏ごろに別の同期(男)といわば遊びの関係になってしまった。
隣の県に配属になった同期で、
せっかく地方に配属になったのなら
その地方を休み中にまわる旅をしたいということで
私が住む地元に観光にきてくれた。
その同期とは、1年目の時の同期で一斉に集まった
新入社員のイベント的なもので知り合い、仲良くなった人だった。
私の地元を案内するのが当初私を含めた同期5人の予定だったのだが、
急だったので、都合が合わない人が多く
その隣県の同期と私と同じ部署に配属された女の同期の3人で
地元の観光名所を案内してあげることにした。
一通り名物を堪能したり
観光名所をいくつかドライブして、夜は支店近くの居酒屋に
3人で飲みに行った。
途中、支店の同期(女)が少し体調が悪いとのことだったので
先に帰ることになったため、
私と隣県の同期の実質「さし飲み」状態となってしまった。
飲み会が終わった後、
隣県の同期はマイカーで来ていて
お酒を飲んでいたので
その日は帰らず、車中泊をするということだったのだが、
私はその同期とホテルに行ってしまったのだ。
もう鮮明に覚えていないが、
なぜそういう流れになったのかは忘れてしまった。
次の日の朝、その同期と「このことはパンドラの箱だ」ということで
2人だけの秘密にしておこうと誓ったのだった。
後日、先に帰った同期に「あの後、大丈夫だったー?」と聞かれたが
すぐに帰ったよ~と、嘘をついてしまった。
女性って、不思議なもので
男性と一度関係を持つとその男性を気になってしまうこと、
多くないだろうか。
実際、私もそうで
しばらくその同期のことが気になっていて。
でも、隣県だし簡単に会えないし、
連絡も付き合ってないので頻繁に連絡もすることもなく
かといって、こちらから歩み寄る勇気もなく。
そんなことをもやもやと考える日々を過ごしていたら、
彼との関係はこれ以上発展することもないんだな、
別にお互い誰とも付き合ってないし、誰にも迷惑かけてないなら
こういう関係でも良いのではないか!と
思うようになってしまった。
「自分」という、存在価値が少しバグっていた時期
だったと思う。
結果、その同期も同期で自由な人だったので
付き合うこともなく
その後2年ぐらいたまーに会って遊ぶ仲になってしまったのだった。
その同期は早々に会社を退職し、独立して起業した。
彼のSNSもフォローしていたが、
私が結婚してからなんとなく色々見られるのが嫌になり、
フォローを外した。
でも、最近彼のSNSは鍵をかけていなく
知り合いかも?の欄に彼のSNSが出てきたので
興味本位で閲覧したところ、どうやら婚約をしたようだ。
いろんな外国に行っていたり
大学生のような旅行をしていたり
独身貴族を楽しんでいたようだった。
あの頃の自分は、若かったなあ。
「慎重に行動するんだよ!」って叱りたい
自分も、今となってはいるのだった。