苦手な人
これまでの人生で
「苦手な人(嫌いな人)」ってなかなかいなかったのですが
社会人になってから色んな人と遭遇したことで
私の中でそういう人が存在するようになりました。
1人目は、同じ部署で営業として働いていたお局の女性社員。
先輩たちから風の噂では聞いていたけど
自分がお気に入りの人とそうでない人に対する態度が
明らかに違うこととか
そうでない人に対する態度がとても厳しいという感じの人でした。
このお局は、支店の中でも長く勤めていることもあり、
男性社員というか上司陣よりももはやベテランの域に達していたので
上司陣もそのお局に対してはどこかいつもへこへこしていた感じでした。
(それでお局がなんとなく調子に乗っているのも胸くそ嫌だった)
一度、このお局と私が対立することがありました。
私がまだ入社3年目ぐらいのとき、
このお局が担当する店舗があって
その事務担当が私という時期があり。
その店舗で働くセールスマンから私に照会の電話が入り、
それに対して私が答えた内容が
そのセールスマンに対してミスリードにつながってしまう
ことがありました。
で、そのセールスマンが私のことをお局にリーク。
当時、私も知識不足があったことや
言い方がわかりづらかったこともあったことは
とても反省して、わが身を振り返っていました。
その後、お局が帰社してきては
つかつか私のところにきて
「○○(私の苗字)、セールスマンさんにどうして
そういった回答をしたの?」と超怖い顔でガン詰められ。
私は、必死で謝罪しました。
その後、お局はその後部署の人たちが結構いる中で
「もう、ほんと使えない!!!」とわざと聞こえるかのように
部署内に声をまき散らして自分の席に帰っていったのでした。
そのとき課長とか上司もいたのですが、
誰一人お局に対して止めることもなく。
見て見ぬふり状態。
むしろ、当時の課長は取引先のご機嫌を直すためには
私も一緒に謝罪に行ったほうがいいのでは?と
お局を擁護するようにお局とこそこそと話を進めていました。
でも、そのあとこっそりと
その取引先の本担当者(男性社員)が私のところにきて
「分からないと思ったこととか判断できないことは、
前もって相談していいんだからね。そんなに気にしないで。」と
優しい言葉をかけてくれて、
取引先には自分がよくいっておく、ということで
事がおさまりました。
私は、そのお局の態度と本担当者の優しさで仕事中だったけど
涙が止まらなくなり、トイレで一人泣いていたのを覚えています。
もちろん、私がミスをしてしまったことが一番悪いけれども、
お局もお局で別室で二人きりで私を詰めるとかならまだしも
部署にたくさん人がいる中で
わざと聞こえるかのように愚痴をまき散らしたことに対して
こういう人なんだ。と思うようになり
それ以降お局には話すにも何にしても拒否反応が出るようになりました。
そのお局とはそれ以降最低限かかわりを持たないようにしながら
過ごし、やっとお局が退職する時期になって送別会が行われたときは
心の中で「さっさといなくなれこのクソババア!!!!!」と心の中で
ずっと唱えていました。
2人目は、部署で数年間一緒に働いていた1つ上の女の先輩。
同じ事務担当者として働いていたのですが、
その女(と呼ぶ)とはウマが合いませんでした。
1つ上の先輩だったので、色々教えてもらったりして
感謝の気持ちもあるのだけれど
自分に指をささず、人に対して指をさすような人でした。
(自分が出来ていないのに、後輩に対してきつい詰めるような言葉を
言うとか多くあった)
あと、テンションの上下が激しくて
ご機嫌ななめだととても扱いが大変。
結構裏で色々こそこそやったりするタイプでもありました。
お客様から担当の取引先に対してクレームが入ったとき、
結構重い内容だったこともあって
営業担当(上司)に相談したところ、
店舗を担当している営業担当の後輩くんが
対応した方がいいという判断になり、
その後輩くんがお客様に対して謝罪の連絡を入れていました。
それを見ていた女が営業担当者に対して、
「なんで○○(私)に対応させないのか?」的なことを
こっそり言っているのを後から上司から聞いて。
この女は何をしてるんだろう?と不信感を抱くことになりました。
その女は、おそらく私のことが嫌いなんだろうなと思うことが何度か
あって、会議のときとかも私に対してきつい言い方をしてきたり
明らかに態度がおかしいなと感じることがいつもありました。
また、男性の社員に対しては態度が明らかに違ったりして
彼氏も私が数年一緒に働いているだけでも
コロコロ変わったりする人でした。
そういう態度は私だけでなく、後輩や私の指導担当の先輩も
うすうす感じていたぐらいで
その女を私を含めた後輩の間では裏であだ名をつけて馬鹿にしていた
ぐらいでした。
いや~、なんか、メンヘラというか、かまってちゃんというか、
先輩だったけど、変な女だったなあ。
その女がやっているインスタのグルメアカウントがあるんですが、
それもなんだか彼氏の匂わせを感じさせたりしていて、
いかにも姑息な感じが漂っているので、半分馬鹿にしながら
おもしろおかしくみています。
その変な女との関係性に悩んでいたけれど、
私が退職した最後の年にその女は違う部署に異動になったことで
ようやくのびのびと仕事ができるようになったな~と
思う日々でした。
仕事だから割り切っていたこともあったけど、
こんな人たちと毎日仕事していた自分、お疲れと
褒めてあげたい。