仕事で学んだ女性の働き方
昨日、自治体でやっている「パパママ教室」に行ってきました。
思いのほか、同じ時期であろう妊婦さんが多く参加していて
びっくり!
出産のこと、沐浴の説明、抱っこ体験、
パパの妊婦ジャケット体験などなど・・・
パパは、妊婦ジャケットを着てみて
座ること、立ち上がること、寝ることの大変さを
分かってくれたみたい^^
保健師さんが沐浴の手本を見せてくれたんだけど、
絶対もたもたして1時間ぐらいかかりそうだな・・・とか
思った・・・。
基本的なことばかりだけど、
勉強になりました。
ほとんど座学で、しかもパイプ椅子だったので
そのせいか昨日から腰痛というか仙骨あたりが
激痛・・・。
そこらへん、やり方を少し変えるとか、間に体操入れるとか
改善の余地あるのでは・・・とも
思いました。。
さて、今日は仕事のことを書こうかと思う。
結婚後、夫とは約1年、お互いの仕事の都合で
別居婚でした。
私は結婚した次の年に正社員として勤めていた
会社を退職。
退職したのは色々理由があるのですが
それはまた追って書こうかと。
退職した年の前の年と退職した年の2年間は、
本当に毎日忙しかった日々で
というのも、結婚した年の年度初から、
私は部署で事務担当の統括を任されることになりました。
気づけば後輩が増えていて
部署の中でも私は古株に入っていた時期。
上司から打診を受けて、引き受けることに。
事務担当の総括は
自分の仕事のほかにも
事務担当者の全体をみながら進捗を確認したり
事務担当者を代表して上司たちに色々打診したり
大きな支店の会議で部署の代表として発言をしたり
目標達成のための施策を考えたのを旗振りしたり・・
とにかく、やることが一段と増えて
業務時間内では取り組めないことも多くて
残業してやっとこなす・・・みたいな日々でした。
当時、私を入れて4人の社員の事務担当者と
派遣さんが4人いたのですが
社員のうち、1人は私の4つ下の後輩。
愛想が良くてとっても明るい子だったけど
締切を守る、仕事の段取りがちょっと苦手で
事務がそもそもあまり得意ではない子でした。
もう1人は、産育休明けの先輩。
産休前は、バリバリ働いていて
支店の事務統括をやっていたぐらい
事務のことは知っている頼れる先輩でした。
もう1人が、私の指導担当だった超ベテランの先輩。
定年退職したけれど、私の会社には退職後数年程度
本人の希望があり空きがあれば、シニア社員として
働ける制度があったので
その方はご厚意でシニア社員として勤めていらっしゃる方でした。
この4人は、私が退職後も親しくしてくださり
退職後も時折ご飯に行ったりするほど和気あいあいとした
関係性。
本当に良い人たちでした。
しかしながら、私は当時会社というか、部署の体制について
すごく不満を持っていて。
私以外の3人はほとんど残業が出来ない
(=勤務形態上NG)の人たちでした。
後輩はまだ年次が若く、会社で決められている残業時間というものが
あったのですが、それに達してはいけない規定があったりしたので
基本的に業務時間内で業務を終わらせねばならず。
産育休明けの先輩は、当然ながらお子さんがまだ小さいので
時短勤務のため16時帰宅。
シニア社員の先輩は、本当は月に決まった残業時間があったけれど
ご厚意で残ってくださり、時短勤務の先輩の仕事をカバーしたり
してくれていました。
でも、あくまでもシニア社員なので、残業時間は管理されている状態。
そんな感じだったので、
時間を気にせず、フルでバリバリ働ける社員は
実際私しかいない状態でした。
仕方のないことだけど、
特に時短勤務の先輩は、お子さんの体調不良、自分の体調不良で
会社にきても途中で帰ったり、在宅勤務していて
ほぼ会社にいることがなかったので
その先輩が担当している仕事を代わりに行ったり
先輩担当の取引先からは
その先輩がいないために急ぎの案件は代わりに対応せざるを
得なかったりしたことで
自分の仕事以外にもう1人分の仕事が増えたこともあったのと
統括としての仕事と、自分の仕事が重なって
どうしても勤務時間が長くなってしまう日々でした。
上司たちは、私が遅くまで残業していることが増えたので
気にかけてくれたけれど
実際、人が増えない限り誰かが頑張らないと
どうにもならないんですよね(笑)
そんな会社の体制に不満が日に日に増していくのでした。
以前、某大手企業で「時短勤務等の社員をカバーする社員に
給料上乗せ」的なニュースを見たことがあって、
それ、とっても合理的だなあと思いました。
私の会社でもそういう制度があれば、
もう少し仕事に対するモチベーションも上がって
続けられたのかなあとか思ったり。
たらればですが、
これを経て感じたのが
もう少し、女性が働きやすい社会になればいいなあと思ったこと。
会社とか家庭の状況にもよるんだろうけど、
どうしても女性って、ライフステージによって
働き方が変わってくる人が多数だと思う。
その時短勤務の先輩も、きっと初めての育児と仕事の両立で
しかもほぼワンオペ育児だったらしいので
きっと仕事どころではなかったと思う。
お互い支えあうことが大切だけど
私は実際にそういう人を支える立場になって
自分の時間をたくさん犠牲にしたり
体調もあまり良くなかったり
何のために仕事しているのか分からなくなったりしました。
きっと、こういうことって
どの職場でもあることだと感じます。
人手不足だけど、どうやってそれをカバーしていくのか?
では、部署内での分担を幅広く割れないか?
社内だけでなく、取引先にも職場の状況を理解してもらうには?
では、急ぎの案件以外は控えてもらう?
どれもやってみたけれど、
根本的な解決って、難しいと思いました。
たぶん、
それぞれがおかれた状況で、今できることをやるしかないんですよね。
悟りの境地というか、それが良いのか悪いのか分からんけど。
そんな、仕事に忙殺される日々でした。