「主人公」たちのドラマ
『答のない問題集があるのだとすれば、それが人生なのだと思う』
はじめまして、柚希泰夢です。平凡な大学生をやっています。
初投稿はYouTubeドラマ、『主人公』について。
『主人公』
このドラマは「indiez」という方々がクラウドファンディングを利用して作ったもので、全6話無料でYouTubeで観れます。このnoteではネタバレに注意してドラマを紹介し、感想や解釈はまた別の機会に書かせて頂ければと思います。
神尾楓珠演じる主人公は日本人の5人に1人が当てはまるといわれる「エンパス」で、共感性が非常に高いんですね。それ故に就活真っ只中で自分と向き合わざるを得なくなってる周りのゼミ仲間の悩みが他人事とは思えず、自然と、深く関わっていきます。
その各々の悩みが非常に等身大というか。
コンプレックスを拗らせた子、自分を理解してもらうことを諦めた子、自分の思う「配慮」を押し付けてしまう子、辛いことがあっても笑って済ませてしまう子、自分を受け入れたいともがく子…
色んな子達が、周りと関わる中で「自分と向き合う」ようになります。
あまりにも等身大過ぎて、観る人も登場人物の誰かに「自分」を見つけて、向き合える、そんなドラマです。
誰に合うドラマか、一概に言うことは出来ませんが、あまり自分というものがはっきり見えていない人にこそ、響くドラマのような気がします。
答のない人生の中で見つけた「主人公」たちの選択を、どうか見届けてあげて下さい。
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