中山金杯考察
2025年最初の中央競馬の重賞である金杯
今年は、京都金杯が昨年の阪神競馬場改修工事による京都競馬場のロングラン開催により開催地が中京競馬場に変更されている為、中山金杯に重点を置いて考察していこうと思います。
各種データは以下の様になります。(過去10年データ)
人気別データ
着順別データ/ 勝率 / 連帯率 / 複勝率 / 単勝回収率 /複勝回収率
1番人気
【4- 1- 2- 3】/ 40.0% / 50.0% / 70.0% / 129% / 104%
2番人気
【1- 1- 1- 7】/ 10.0% / 20.0% / 30.0% / 43% / 55%
3番人気
【2- 0- 0- 8】/ 20.0% / 20.0% / 20.0% / 133% / 48%
4番人気
【2- 0- 1- 7】/ 20.0% / 20.0% / 30.0% / 220% / 71%
5番人気
【1- 2- 1- 6】/ 10.0% / 30.0% / 40.0% / 78% / 97%
6番人気
【0- 2- 1- 7】/ 0.0% / 20.0% / 30.0% / 0% / 89%
7番人気
【0- 3- 0- 7】/ 0.0% / 30.0% / 30.0% / 0% / 113%
8番人気
【0- 1- 0- 9】/ 0.0% / 10.0% / 10.0% / 0% / 40%
9番人気
【0- 0- 1- 9】/ 0.0% / 0.0% / 0.0% / 0% / 65%
10番人気下
【0- 0- 3- 68】/ 0.0% / 0.0% / 4.2% / 0% / 27%
1番人気が最も馬券に絡んでおり、勝ち馬は人気上位で構成されているデータ。しかし、人気薄でも勝ちきれはしないものの複勝圏内に突っ込んできている為、ここが金杯が荒れやすく難しいと言われる所だと思います。
複勝回収率の安定感を取るなら1番人気を軸にして相手をいかに見極めながら絞るかが課題になりそうです。
年齢別データ
着順別データ/ 勝率 / 連帯率 / 複勝率 / 単勝回収率 /複勝回収率
4歳
【3- 3- 2- 20】/ 10.7% / 21.4% / 28.6% / 42% / 75%
5歳
【4- 3- 2- 23】/12.5% / 21.9% / 28.1% / 79% / 63%
6歳
【2- 4- 3- 35】/4.5% / 13.6% / 20.5% /16% / 75%
7歳
【1- 0- 3- 34】/2.6% / 2.6% / 10.5% / 41% / 35%
8歳上
【0- 0- 0- 19】/0.0% / 0.0% / 0.0% / 0% / 0%
4~6歳がここ10年の馬券を占めている状態だが、母数的に見ると4歳と5歳の方が勝率と連帯率の成績が良い。
7歳も2022年のレッドガランが勝っているが、先に書いた人気別に当てはめると4番人気であった為、今年の7歳馬(ディオスバリエンテが該当)も好走するかは注意が必要に思います。
性別データ
牡・セ(144頭)
【10- 8- 10-116】
牝(17頭)
【0- 2- 0- 15】
過去10年は牡馬とセン馬が全て勝っているが、ここ2年の2着は牝馬が入着。
2023年:ククナ(前走:エリザベス女王杯)
2022年:クリノプレミアム(前走:エリザベス女王杯)
両馬前走がエリザベス女王杯とG1を経験しており、今年だと
クリスマスパレード(前走:秋華賞)
シンリョクカ(前走:エリザベス女王杯)
が該当しており、人気想定も上位が予想される為、軽視は禁物。
斤量別データ(51~53kg/55.5kg/56.5kgは今回該当馬が居ない為、割愛)
着順別データ/ 勝率 / 連帯率 / 複勝率
54kg(27頭)
【1- 2- 1- 23】3.7% / 11.1% / 14.8%
55kg(26頭)
【1- 2- 2- 21】3.8% / 11.5% / 19.2%
56kg(50頭)
【4- 2- 4- 40】8.0% / 12.0% / 20.0%
57kg(18頭)
【1- 1- 0- 16】5.6% / 11.1% / 11.1%
57.5kg(7頭)
【0- 1- 1- 5】 0.0% / 14.3% / 28.6%
58kg(8頭)
【2- 1- 0- 5】25.0% / 37.5% / 37.5%
斤量は54kg以下では勝ち馬が出ておらず(そもそもの頭数が少ないですが)勝率で言えば56kgが出走頭数が多い中、8.0%と54~57kgの間では最も数値が良い状況。58kgも少ない頭数ではあるが2勝しているので、斤量で嫌うのは禁物。しかし、58.5kgになると過去10年2頭しか出走していないが、2頭とも馬券に絡んでいない為、今回59.5kgのトップハンデを背負うホウオウビスケッツと59kgのカラテはかなり厳しいレースだと思います。
斤量増減別データ
着順別データ/ 勝率 / 連帯率 / 複勝率 / 単勝回収率 /複勝回収率
斤量増減無
【0- 1- 4- 52】0.0% / 1.8% / 8.8% / 0% / 40%
斤量増加
【7- 4- 2- 20】21.2% / 33.3% / 39.4% / 101% / 73%
斤量減少
【3- 5- 4- 59】4.2% / 11.3% / 16.9% / 37% / 57%
斤量増加組が7勝と実力を見込まれた馬が力を発揮したパターンが多い模様。
斤量増加該当馬
エアファンディタ
カラテ
パラレルヴィジョン
ホウオウビスケッツ
ラーグルフ
リカンカブール
この中からデータの様に実力を見込まれ発揮する馬が出てくるのか要チェック。
枠番別データ
着順別データ/ 勝率 / 連帯率 / 複勝率 / 単勝回収率 /複勝回収率
1枠
【1- 2- 3-12】5.6% / 16.7% / 33.3% / 33% / 135%
2枠
【2- 3- 1-12】11.1% / 27.8% / 33.3% / 68% / 73%
3枠
【2- 0- 2-15】10.5% / 10.5% / 21.1% / 27% / 34%
4枠
【3- 2- 0-15】15.0% / 25.0% / 25.0% / 125% / 67%
5枠
【1- 1- 0-18】5.0% / 10.0% / 10.0% / 15% / 16%
6枠
【1- 0- 2-16】5.3% / 5.3% / 15.8% / 44% / 52%
7枠
【0- 0- 0-20】0.0% / 0.0% / 0.0% / 0% / 0%
8枠
【0- 2- 2-23】0.0% / 7.4% / 14.8% / 0% / 63%
枠順で言うと4枠までの内枠が成績が良く、そこから徐々に成績が下がり7枠と8枠からは勝ち馬が居ない状態。
7枠に至っては過去10年で1回も馬券に絡んでいないというデータが有る為、この記事を書いている時はまだ枠順が発表されていないが、注意が必要だと思う。
今回は割愛させてもらうが、馬番だと3番が3勝しており、一番外の馬番で11番が1勝している。
ここまで長文でデータを羅列しましたが、まだまだ重要なデータはあると思いますが、一旦この記事でのデータはここまでとします。
枠順が発表されるまでは何とも言えない状態ですが、上記のデータをまとめると、
軸にするなら牡馬orセン馬で前走より斤量が増加している人気馬が良さそう
印や買い目に関しては別記事で投稿させてもらう予定なので、ご興味のある方はそちらも見ていただけると嬉しいです。