クリオネの進化系?
さて問題です。クリオネは進化すると何になるでしょう⁈
3択です。
①貝
②海老
③クラゲ
TV観戦していたら、SKY-HIさんが涙目で挑戦中…
何故かみんな涙目。。
突然、おらは怒りが湧いた。そして叫んだ。
4️⃣!!イカ
隣で聞いていた旦那ちゃんがびっくりして笑いながら、
…いや、クリオネはクリオネだろ。。
うなだれるオラ。じゃあ全問不正解じゃないのか?悪魔の選択肢じゃないのー!
憤慨すると、静かに無表情で
クリオネって巻貝の一種じゃなかったかなぁ?
またしてもいつもの大人発言をする。
悔しいから調べたら、クリオネは進化しない生き物であることを突き止めた。
旦那ちゃん、大正解である。
天使呼ばわりされているが、実は捕食する時は
ものすごく怖いのだ。
触手がぐわっと伸びて、抱え込んで食べる。
しかも同じような種族の黒いプランクトンらしき奴を… たまに共食いもあるらしい。
その様を、パッカルコーンと呼ぶらしい。
海の妖精?天使?
見た目が可愛らしいからと言っても、やつは
悪魔的なのである。
確かに、悪魔的力は美しい。
大抵の場合、見た目が可愛らしくて綺麗な種族は腹黒かったりするのがセオリーだもの。
何故今頃になってこの話を思い出したかといえば、悪魔の証明と呼ばれる裁判に興味をそそられたからである。
引き算方式で物事を考え進めていき、枝葉を切り落とし、本質的なものは、または大事な核心とは何かだけを見詰める思考法に切り替えてから、SKY-HIさんのsimple wey 「weigh」♪
が頭から離れない。
簡単なんてモノはないが
わかんないことじゃない、
ひとつひとつ僕が解くから…
ずっと以前から考え進めてきたわけでは無いが、ある課題を前にしたらこの言葉が閃いた。
元々言葉遊びが好きだったが、意味のない、
理解に苦しむ難解な言い回しが嫌いで、ついつい幼児語に逃げてしまう癖がある。
今朝も元上司であった旦那ちゃんに、
コレはブーですか?と書類を提出したが、
はい、ブーですのでポイです。
と返された。
リモートワークのついでにダメ出しをお願いしてみたのだが、呆気なく面白くない、ボツにしろと言われたのだ。
それもその筈だと思う。
旦那ちゃん、浮気しましたね?
という猜疑心を遠回しに伺ってみた結果だからである。
お金も無いし、ぽっちゃり…
はっきり言うと中年太りの旦那相手にする女が居るはずないのだが、最近おかしいのだ。
やけに優しい。しかもマメである。
素直に感謝すればいいのに、なんで疑う?
おい、自分!
こんな時間を過ごす日々のなかで、大事にされ慣れてこなかった自分を恥じる気持ちが湧いてくる。
大事に思ってくれる人だけで充分ではないか。
世間の荒波に揉まれ過ぎたのだ。
人には優しくした方がいいに決まってる。
礼儀知らずの人間とは距離を置けばいいだけの話。
旦那ちゃんが、それとなく見極めてくれていることに気づけた。オラを大事にしてくれる人しか相手にしないから。
流氷の下を泳ぐクリオネが、逞しく可憐に生きていく姿を想像してみる。
ひたむきに食べる旦那ちゃんに出会えて、幸せだな、と想う。
パッカルコーンとはいかないが、もぐもぐ黙食する姿を毎日見ても、飽きることは無い。
クリオネはクリオネだろ。
オラはオラでしょ。削ぎ落とした先に出会えた自分は、案外しなやかな姿をしているように感じた。