【再掲載】生月中殺の生き方
こんにちは!この記事を読んで下さりありがとうございます✨💖
私が過去に書いた生月中殺についての記事が多くの方に読まれているようなので、もう一度書こうと思いました。
まず、自分自身の命式に生月中殺があるかについては、”算命学”や、”四柱推命”なんかで検索をかけていただくと、今は命式を自動で出してくれるサイトがたくさんありますので、それを参考にしてください。月の柱に、”空亡”や”天中殺”などの言葉がでていれば、あなたは生月中殺をもっていることになります。サイトによって、蔵干の出し方、算命学と四柱推命でも蔵干割合などが違うことがあり、サイトによって違う星が出ることがあります。しかし、今回は生月中殺があるかだけを見ているので、どんなサイトでも基本OKです。
生月中殺をもった方の命式例↓
例① 年柱 丙申
月柱 丁亥 月柱に亥がある!
日柱 庚午 (戌亥天中殺)
例② 年柱 壬子
月柱 己巳 月柱に巳がある!
日柱 辛丑 (辰巳天中殺)
上のように、日柱の天中殺が月支にあると、生月中殺となります。私は日柱戊辰で、戌亥生月中殺があります。宿命中殺は月柱以外にも種類はあるのですけど、この生月中殺が人生に一番影響を及ぼすとされているようです。ようですという風に書くのは、それは生月中殺を持つ人全てに影響を及ぼすものかわからないからです。どんなものにも例外はあります。生月中殺をもっていて、これまでの人生で何も感じない人はそれが一番幸せです。そのまま人生を進んでいってほしいです。
しかしながら、この記事を読んでいる方は、人生があまりにもうまくいかなくて、その原因を自分の宿命に求め、不本意ながら算命学とか四柱推命とかマイナーなものにたどり着いた方が大半だと思います。私はなぜか算命学にたどり着いたうちの一人ですし、正直なことを言えば、このようなものにたどりつかずに、または興味も持たずに人生を送りたかったとも思うのです。でも、こればかりは仕方ありません。私はそういうスムーズに進む人生設計を立てて生まれてこなかったのでしょう。
算命学を学び始めて”あなたには生月中殺があります”という記述を見たときに、なにこれ??という怖い感情も湧いてきましたし、それと同時に納得した自分もいました。というのも、これまで周りと同じようにしても浮いている自分がいたし、何もしてなくても目立つとか、思うような方向に人生が進まない、とかいろいろあったからです。
この生月中殺と付き合って約25年、私は生月中殺がある方には普通とは違うことを認めてくださいと言いたいです。生月というのはとても大事な柱です。プライベートでも仕事においてもです。そこが自分でコントロール不可能、思うようにいかない設定になっているのです。また、不自然に融合した状態で生まれているので、時代に合わない生き方、周りから見たら時代錯誤なおかしな人とか、マイナスに見られやすいです。
しかし、悪いことばかりではありません。生月中殺があると、月柱は心も表すので、心は不安定だし、それが起因して仕事、プライベートも常に不安定な状態です。けれど、それは衝撃に強いということです。常に揺れているので、それが普通であるために、何か不幸が起きても、うまく対処できるのです。生月中殺があると、自分の思うように人生が進まないとか、最初の目標とは少し違うところに最終的に着地するというのがあります。つまり、うまくいかないことが当たり前なんです。これは私のこれまでの人生からしても当たっていると思います。少しずつ着地点がずれていく感じです。でも、自分の予想通りにはいきにくいけど、その着地点は悪いものではないです。むしろ、予想をはるかに上回るとても良いものであることも多いです。
ネットで見たのですが、生月中殺だけがある人は約8%だそうです。逆に全く宿命中殺がない人は約60%くらいだそうです。この社会は多数派が生きやすいように設定、構築されていくので、生月中殺があるとあらゆる面で生きづらさを感じるはずです。しかし、ここで諦めてはいけません。この事実を受け入れて、対策を考えましょう。私が普段意識していることは、”考えすぎない、うまくいかなくて当然”ということです。本を読むとか、勉強するとか、そういう類の思考は必要です。でも、未来の心配、それの対策をいろいろ考えてもそのような方向に行かないのが生月中殺をもつ方の人生です。ですから、先のことを考えて対策を練るとかいうことにエネルギーをつかうのは有益ではありません。
また、この考えすぎないというのは、”自己自我を減らす、他人を支配しようとしない”ということも含みます。あれがほしい、これがほしい、この職業に就きたい、あの人と結婚したいという欲をなるべく持たないことです。本来、人間が欲を捨てることはとても難しく、欲の放棄は人生の最終段階で果たすべきことなのかもしれません。けれど、生月中殺がある人は、この欲を人生の初期、中期段階で自己を放棄しなければならないような出来事に直面しがちです。自己は誰にでもあるので、それを完全になくすことはできません。
面接でも自己アピールとかありますもんね。でも、大体その面接官は会社である程度の地位に就けるほどの命式をもった方であり、特に人事なんかに配属される方は生月中殺をもった方はほんとに少数だろうと思うんです。人をコントロールするには自分をコントロールできなければならないからです。ですから、話が変わりましたけど、例えばその面接に受かりたいのであれば、その面接官が喜びそうな受け答えをするんです。普通の受け答えになるべくしてください。生月中殺がある人が自分の考えとか入れ始めると変な人に見られがちだからです。変とか、違和感を相手に感じさせてしまうと減点されてしまいます。会社とか、一般常識が重要視される場では、控えめに行動して、中殺のない相手にコントロールしてもらいましょう。約60%が中殺のない人ですから、いくら会社が個性を大切にする会社ですとか言っていても、本質的に生月中殺がある人とない人では思考方法が違うし、周りに受け入れられないことが大半ですからおとなしくしておくのが賢明です。
これは生月中殺がある方が社会で生き残るための戦略です。できれば戦略という言葉は遣いたくないし、ありのまま生きられることが本当はいいのでしょうけど、これは中殺の有無だけでなく、親がいないとか、男性、女性とか、子供がいるとかいないとか、そういうことで分類区分させたいのが社会です。残念ながら。ですから、自分に生月中殺があるとわかれば、社会では”自己を捨てる、欲を捨てる”ようにしてください。これはこれまでの私自身の経験からも言えることです。そのほうがスムーズに進むよ、ということです。でも、欲丸出しで生きていくとか、それも各々人生の選択であると思うので、それも素晴らしいと思います。後悔のないように、、今回は生月中殺がある方向けに書いてみました。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました✨🌈