Minecraftで作るチンチロリン施設(Java版) 2.起動ボタンとリセットボタンの回路編
Minecraftで作るチンチロリン施設(Java版)の2つ目の工程、回路を起動するボタンと回路をリセットするボタンを作る手順になります。
前回からの続きとなりますので、この記事から読み始めた方は最初から目を通していただけると幸いです。
この工程は短くしたかったのですが、ちょっと長いです(すみません)
①起動ボタン用のドロッパー設置
前の工程の最後にチンチロリンの部屋側に掘った穴から、1ブロック下にドロッパーを設置します。 向きは穴が下向きになるように設置します。
穴部分に仮ブロックを置いて、下側から上を向いて仮ブロックに向けて置けば↑画像のように設置できます。
②ドロッパーの上にホッパーを取り付け
地下から地上に戻り、ドロッパーの真上にホッパーを1個取り付けます。
ホッパーの向きは、ドロッパーに繋がるようにしてください。
③ドロッパーの下に仮ブロック設置
また地下に戻って、ドロッパーの真下に高さ4ブロック、ヨコ7ブロックで、↑画像の配置にブロックを仮置きします。
④仮ブロックを壊してワイヤー取付け
手順③で仮置きしたブロックのうち、ヨコ2~6のブロックと、高さ2~4の番号ブロックを破壊します。
その後、ヨコ1と7の番号ブロックの内側に、トリップワイヤーフックを取付け、間の3ブロック分に糸を取付けます。
トリップワイヤーフックと糸を繋げて、カチッと音が鳴ればOKです。
⑤リセットボタン用のドロッパー設置
先程の高さ1の番号ブロックから、通路側に1ブロック分空けてドロッパーを設置します。
ドロッパーの向きは通路側に顔が向くようにして設置してください。
⑥ホッパーの取付け(2回目)
1ブロック分空けた空間にホッパーを置きます。
向きはドロッパーに繋げる形で、ホッパー底側の管がドロッパーに繋がっているか確認しておきましょう。
⑦さらにホッパーを取付け
取付けたホッパーの後ろにあった仮ブロックも破壊して、3つのホッパーを↑画像にある矢印の向きに取付けて、ホッパーに入ったアイテムがドロッパーに格納されるようにします。
⑧ホッパー周辺をブロックで囲う
ホッパーの周り1ブロック分をお好みのブロックで、↑の画像の形になるようにして囲います。(画像では解説用に分かりやすくするためガラス使用)
手順⑥で設置したドロッパー後ろのホッパーの上は埋めてしまって大丈夫ですが、横に3つ連なっているホッパーの上は空洞にしておきます。
こうすることによって、上側のドロッパーからアイテムが落ちてきた時に、ワイヤーが検知して信号を出し、回路が起動するようになります。
地下天井側のドロッパーの前後はブロックで埋めないようにしてください。
⑨トリップワイヤーフックの後ろにレッドストーン回路設置
トリップワイヤーフックを取付けたブロックから1ブロック分下に、↑画像のようにアルファベットの「C」の字形にブロックを置きます。
トリップワイヤーフックが付いているブロックの真後ろに、レッドストーンリピーターを設置したらレッドストーンで繋ぎ、中心にリピーターをもう1個設置します。
⑩起動ボタンとドロッパーをレッドストーンで繋ぐ
手順⑧で設置したブロックの上、地下天井に設置したドロッパーの通路側(起動ボタンの真下)にレッドストーンを1個置きます。
これでチンチロリンの起動部分の回路が完成です。
⑪起動ボタンとリセットボタンの設置
地上にまた戻って、ホッパーの手前に起動ボタン、その2つ隣にリセットボタンを設置します。
色が目立つボタンで、それぞれ異なる色のボタンを使うのがお勧めです。
⑫リセットボタンの配線
地下に戻って、リセットボタンの真下から手順⑤のドロッパーに向けてレッドストーンを配線していきます。
ここでは階段式に繋げていますが、ボタンからドロッパーまで繋がって信号が伝わる形であればOKです。
(右側に繋がっている回路部分は後半の回で説明します)
⑬リセットボタンのギミック作り
手順⑤で設置したドロッパーの顔部分の1つ手前1ブロック分の空間を空けて、その周囲をお好みのブロックで地上まで囲います。
その後、ドロッパーの顔手前を高さ2ブロック分掘り、底側にソウルサンドを1個置いたら、1ブロックずつバケツで水を流し入れます。
地上に繋がる高さまで水を流し入れて、泡が出ている状態になっていればリセットボタンの回路も完成です。
最後に水の上をトラップドアか、カーペットを置いてふさいでおけば、リセットボタンを押した後にアイテムが吹き飛んでいかなくなります。
ここまで出来上がったら、任意のアイテムをホッパーに投げ入れてから起動ボタンを押して、リセットボタンを押したら投入したアイテムが戻ってくるか動作確認をしておきましょう。
次は「3.サイコロを光らせる回路」の組み方を解説します。
有識者の方であれば、回路組みはもっと効率化したアレンジが出来ると思いますが、分かりやすく施設建築を再現できるように、手順を細かく分けてお伝えしていきます。
次の工程→ 3.サイコロを光らせる回路編ー前編