Minecraftで作るチンチロリン施設(Java版) 6.サイコロの目を判定する回路
Minecraftで作るチンチロリン施設(Java版)の6つ目の工程、サイコロの目を判定する回路を作る手順です。(↑サムネイルの赤枠部分)
前回からの続きとなりますので、この記事から読み始めた方は最初から目を通していただけると幸いです。
今回の工程は回路を組み慣れていない人には難しいパートなので、手順を細かく説明していきます。
【サイの目の判別アイテムを決める】(重要)
この工程で回路を組む前に、サイコロの1~6の目を判別させるために使うアイテムを決めておく必要があります。
判別アイテムとして使えるものは、この3条件を満たすものがお勧めです。
・(必須)1スタックで最大64個持てるもの
・アイテムの見た目でどの目にあたるものか分かりやすいもの
(例:3の目=スイートベリー、6の目=カカオ豆)
・比較的、大量に入手しやすいもの
判別アイテムには、1~6の目を光らせる回路で使った色ガラスと同じ染料、ガラスをとして使うのも分かりやすいと思います。
①ドロッパーの上に仮ブロックを設置
前の工程で設置したドロッパーの真上部に、同じ長さの仮ブロックを設置します。
②仮ブロックに向けてホッパーを取付け
ドロッパーの真上にある仮ブロックに向けて、ホッパーを取付けます。
ドロッパーが下にない箇所にホッパーを取付けないように注意してください。
6ヶ所にホッパーを取付け終えたら、仮ブロックを全て破壊します。
③次の回路を組むためのブロックを設置
土台の上のホッパーと隣接しない場所に、ガラスブロックを設置します。
ガラス以外のブロックでも問題ありませんが、回路の保守的な意味合いと見た目的な意味合いでガラスがお勧めです。
念のため、リピーターの間に沸きつぶしで松明やランタンを置きます。
ガラスブロックを置いたら、↑画像の黄色い枠部分と同じ形にブロックを設置してください。
レッドストーンリピーターを覆い隠すような形になります。
④ブロックの上に回路を組む
6ヶ所あるホッパーの後ろ全てに、レッドストーンコンパレータを↑画像の黄色い枠部分の向きで設置します。
ホッパーを背中側にしてコンパレータを置けば、この向きで置けます。
コンパレータを6ヶ所に設置したら、レッドストーンで↑画像の赤色の枠部分の形にして全て繋ぎます。
⑤6の目のドロッパー後ろ側に3段目のホッパーを設置
手順②で6の目のドロッパー後ろ側に設置した2段目のホッパーの真上に、下向きなるようホッパーを設置します。
このホッパーから3段目のホッパーを連結していきます。
下向きに設置した3段目のホッパーに向けて、1の目のドロッパー後ろ側に設置した2段目のホッパーと同じ長さまで、ホッパーを連結します。
3段目までホッパーを設置したら、↑画像の黄色い枠部分のようになります。
これは倉庫の自動仕分けで有名な回路を少しアレンジしたもので、↑画像の一番右上のホッパーに冒頭で解説した判別アイテムが入ると、設置した6ヶ所のホッパーを伝って、ドロッパーにアイテムが格納される仕組みになっています。
⑥2段目のホッパーに判別アイテムを格納
今回の冒頭で説明した、1~6までのサイコロの目を判別するためのアイテムをここまで構築してきた1~6の目の位置に合った場所のホッパーに入れていく作業となります。
まず、2段目のホッパーに↑画像にある通り、ホッパーに格納できる5マスのアイテム欄に、左から18個・1個・1個・1個・1個で判別アイテムを格納。
これを1~6の目にあたる2段目のホッパー全てに、各目に応じた判別アイテムを格納してください。
ホッパーに格納したアイテムが減っていかなければOKです。
⑦1段目のホッパーに判別アイテムを格納
先程のホッパーの下にある、ドロッパーに繋がっている1段目のホッパーに同じ要領で判別アイテムをアイテム欄左端に1個だけ格納します。
これを1~6の目にあたる1段目のホッパー全てに、各目に応じた判別アイテムを格納してください。
アイテムを格納する順番を誤ると、ホッパーに格納したアイテムが全てドロッパーに流れて行ってしまうことがあります。
万一、そうなってしまった場合は、面倒ですが6ヶ所のコンパレータを一旦破壊してから、1段目、2段目のホッパーにアイテムを入れ直して、再度コンパレータを設置しなおしてください。
⑧ドロッパーとピストンの間を回路で繋ぐ
最後に前の工程で設置したドロッパーと、その前の工程で設置した光らせる粘着ピストンの間に置いた2ブロックの上に、↑画像のようにしてコンパレータとレッドストーンを1個ずつ置いて2つの回路を繋ぎます。
これで、この工程で組んだ自動仕分けの回路から、1~6の目に応じたアイテムがホッパーを通じてドロッパーに格納されると、コンパレータから信号が送られてピストンが動き、サイコロの目が光るようになります。
レッドストーンを使った複雑な回路組みは、このパートが一番難しいのですが、この回路も壁3面分に組む必要があります。
大変な作業ですが、残りの工程もあと少しですので、お付き合いください。
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