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逃げろ!!

自分で言うのもおかしな話ですが。

ワタシは昔から、「いじられキャラ」です。

ありがたいことに、どんな集まりでもほとんどが中心にワタシを置いてくれて、基本的にワタシの乗り突っ込みで話が進んでいく雰囲気でした。

でも、本当は嫌いだったんです。

いじられることって、相手や周りはほとんどが「良いリアクション」を求めていじっていることが多いので、その変なプレッシャーと「なんで私だけ?」という、周りに人はたくさんいるのに、不思議な疎外感で、心の中ではいつも独りだと思っていました。

その中でも、ずっと仲良くしてくれた子でも、ある一定の人数が集まったら味方にもなってくれない。

率先していじってくる子達に混ざって、一緒になってくるんです。

不思議ですよね。

ワタシ含む団体以外の人たちには、「仲良しこよし」にか見えない。

ワタシがいじられて、ワタシのリアクションで場の雰囲気が成り立っていることのほうが多かったので、「ワタシがリーダー」だと勘違いされることが多く、あまり話してくれない子や、根も葉もない噂を巻かれたりすることが多くありました。

ワタシ自信、「団体で動く」ことがあまり好きではないのです。

理由は、「なぜか自分が中心になってしまうから」です。

それなのに、「あの子には何を言っても許される」「何をしても許される。」そんな感覚が見え見えの周りの容赦ない突っ込みやいじりに、傷ついた時期もありました。

社会に出ても、やはりこの性格は直る?ことはなく。先輩や後輩の中でも、安定の「いじられキャラ」に認定されていました。

もっぱら、大人になってからは、交わし方や、本音を言えるひと。「逃げる」ことを覚えてからは、気持ちが楽になり、うまく付き合えていますが

学生だったあの頃は、嫌で嫌で。

というか、なんでこの人たちは嫌がっているのがわからないんだろうと。いつも考えていました。


経験から言わせてもらうと

「いじめ」と「いじり」はとってもよく似ていて。「いじり」は「いじめ」に似ています。

どんなにその相手を思った「いじり」だったとしても、相手によっては「いじめられている」ようにしか思わないことだってあります。

「ネタじゃん」「冗談だよ」

これだって、いじめじゃなくても言われた当事者には「いじめ」だと思われることも可能性は大きいです。

紙一重なことって、判断しにくいですよね。

特に、思春期とか、何もかもが楽しい時期は。

ワタシが感じたのは、仲のいい子数人。せめて一人にでも本音を打ち明ける子がいることです。

やっぱり。

蚊帳の外は悲しいです。

円の中心にいるからといって、友達がたくさんいるわけではありませんし、そこの全員と仲がいいわけでもありません。

ましてや、集団の中心が自分からなりたいなんてまず一言も言ってないしね。

「いじめ」は、「いじり」の微妙な線引きによってできた行為なのではないのかなと、大人になって冷静に考察した結果です。

学生だけではなく、社会に出ても「いじめ」はあります。

全員に、いじめを意識させ、全員辞めさせることは無理です。

もし、辛くなったら

逃げる

これに尽きる。

◉周りにSOSを出しまくる

◉いじってくる人、いじめてくる人と縁を切る覚悟があるなら、周りに相談しまくる。いっそのこと悪口を言いふらす。覚悟があるなら、逆襲されても平気です。

個人的に効果があったモノたちです。
見ての通り、ほとんどやり方はマイナスなことばかり。

でも、マイナスなことに手を出してまで戦わないと収まらないことだってあると思いました。

スクールカウンセラーや、相談窓口は「話を聞いてくれるだけ」で、何もしてくれないと聞きました。
(一部だし全部がそうとはいいません)

学生時代のワタシは

だったら自分でコイツらと縁を切ってやる

そんな、意識でいました苦笑
(若いってこわい笑)

でもこの「吹っ切れた行動」のおかげで、ワタシをこぞって、いじっていた子達は自然と離れていき、元々仲が良かった子達と絡むようになりました。

今の仕事場でもそうですが。

◉長くいたいなら、自分から環境を変える努力をしてみる。理不尽だと思うかもしれないし、自分は悪くないのに、なんで自分が動かないといけないのかと思うけど、ある意味そこは逆に自分中心で動いてみる。

長く居たい職場なら、ダメなところも勇気を出して突いてみる。

卒業するまで、我慢しないといけない学校なら、「逃げ道」を、確保する。

逃げるって結構重要です。
みなさん、「もう無理」って思ったら、もう逃げちゃいましょう。

逃げると言ってもよく考えて逃げてください。
慎重に考えたコトなら、未来の自分をいい方向へ転がしてくれます。

逃げずに立ち向かうことももちろん大事。

でも、限界なら、何をやってもダメだったなら、逃げてもOK。


あ、もちろん。「死ぬ」意外でですよ。

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ゆず林檎
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