「誰にでも好かれる方法」ってあるみたいですよ
ワタシはよく、「本当に愛されキャラだよね」と褒めて頂くことが多いです。
ブログテーマから、ちょっとナルシストチックですが、お付き合いください笑
自分自身、意図して行っている行動でも、言動でもなくて、思ったとおりに発言し、行動していただけでした。
むしろ自分では、こんなバカな小娘、きっと生意気だと感じる人も多いだろうと思っていたほど。今も昔も、自分に自信はありません。
それでも、周りから、あまりにも褒めて頂くことが多いので、自己分析をしてみました。
他人からの評価は一番正確です。
自分が自分の悪いところを探すとなったら、どうしても保身に走って自分の守りに入り、自分で自分を探すことが難しくなってしまいます。
久々に会う人、初めて会う人、毎日会っている人。
それぞれ、色々な立場からのワタシの印象は本当に正確だと思っています。
昔、3年ほどアパレルの販売員を経験しました。
もう、あの仕事はお客様に「話しかけてナンボ」の世界だったので、若干人見知りだったワタシは、学生時代から憧れていた「自立した女性」を目指すべく、18才から3年ほどアパレルで働いていました。
そこには、今の仕事と同じく、色々なお客様がいらっしゃいました。
恋人にプレゼントを探しにくる方。
イベントのために着ていく服を探している方。
新年には、お年玉を握り締めて買いに来る子達。
はたまた、買う気はないけれど、とりあえず新作を見たいだけだと、お店に寄ってくださった方。
もう本当に、十人十色で、そこのお店にきたからといって、「全員購買意欲があるわけではない」ということを学びました。
そこから、どうやって店の売り上げに貢献していくのか。
それは、お客様との距離感が大事だと思います。
そのお客様はどうして来てくださったのか。
新しい服を探しているのであれば、普段はどんなお洋服を着るのか。また、どういった系統が好きなのか。
また、ワタシはお客様と会話をする際、服やファッションの話だけでは、「どうしても売りたい!!」感が出てしまうと思い、お客様と「雑談」しながら店内を一緒に回ったこともあります。
もちろん最初から、「他人に首突っ込みすぎ」な会話はしません。
手にとって見ている商品があれば、その商品について説明した後に、まずは持ち物やそのときのお客様を褒めます。
だいたいそのあたりから
・買う気があるひと
・ただなんとなく店に来たひと
と分かれると思います。何かを探す為にきてくれた人なら、褒めたさいにあちらからお話を振ってくださる方がほとんどでした。
ただなんとなく入ってくださった方は、もう褒めた時点で会話は終了。基本的に、一人で見て回りたい方です。
ある日、仲良くなったお客様から「あなたが接客してくれると、娘と買い物にきているみたい」とおっしゃってくださる方がいました。
ある方は、ワタシの母と同世代くらいのお客様でしたが「お友達ときているみたい」とおっしゃってくださった方もいました。
ワタシは「誰にでも好かれる方法」「なんとなくこの人といると心地いいな」
そう思ってくれるように自然と無意識にやっていたこと。
それは
・相手に興味をもつ
・オーバーリアクションする
・寄り添う
主に大事なことは「しっかりと反応してあげること」だと思いました。
逆の立場だったら、ここまで自分の事を知りたいと思ってくれて、悩みや迷いを親身になって聞いてくれる。
「自分の話ってつまんなかったかな。不愉快にさせたかな」と思わせないようなリアクション。反応。
ワタシだったらとっても嬉しいです。
・話を最後まで聞いてあげる
・目を見て話す、聞く
・相槌はしっかり
せめてこの3点をマスターすれば、好かれることはなくても嫌われることはないと思います。(矛盾してる?笑)
でも本当に、逆だったら嬉しいですよね。しっかりと目を見て会話が出来る人は、筋が通っているように見えるし、「なんかこの人頼れるな」と根拠はないけど思いますよね。
聞いてるのか聞いていないのかふわふわと分からない人よりもよっぽど好かれると思います。
はじめは、目を見て話すことってちょっと照れるし、相槌やオーバーリアクションだって、なんか浮いてないか心配になりますよね笑
でも大丈夫。
その「聞く姿勢」や「話す姿勢」が信頼感や、相手の満足度に良い方向で少しでも影響するからです。
「一生懸命アナタの話聞いてますよ」
「アナタの話の中でこんなことに興味持ちました」
そんな感情をもっともっと表に出したらいいと思います。
逆に、仕事でもそうですが、「分からないこと」に直面したら、「素直に」聞くことも大事だと思います。
「誰からも好かれる方法」なんてあっても、「別に全員に好かれたいワケじゃないしなあ、、、」と感じているそこのアナタ。
言い忘れましたが
「誰からも」とは、「全員から」とはワタシの中で意味が違います。
「誰からも」とはワタシの中で、「生きていくうえで必要な人たちに好かれるため」という意味だと思っています。
理解してくれない人に、無理やり「理解しろ」なんて無理ですし、無理に理解されたって自分が疲れるだけです。
だいたい、世界中の誰からも好かれる方法はありません。
でも、だったらせめて、自分の大事だと思っている人。
これから、「この人と仲良くなりたいな」って思う人が身近にいる人。
そんな人たちにはせめて、自分の事は理解されなくても、「ちょっと気になる存在」や「悩んだら相談してみようかな」と少しでも思ってくれるような人になりたいですよね。
少なくともワタシはそう思います。
まあ、この方法を仕事に取り入れるか。普段の生活に取り入れるかは、人それぞれの考えと価値観があると思います。
そんな中で
「人付き合いがうまくいかない」
「誰と話しても近寄りがたいと言われてしまう」
そんな人は、今話したことを実行してみてください。
人と付き合いがうまくいかないのは、寄り添うことができなかったからなのかもしれません。
誰と話しても、近寄りがたいと言われてしまうのは、聞く姿勢や話す姿勢が自分中心だったからかもしれません。相手がどんな表情で、どんな気持ちで話をしているのか、聞いているのか。
ちょっと考えてみるだけでも変わると思いますし、相手にも不思議と伝わります。
まずは、相手の気持ちを考えて、会話をすると、自然と凍った心が溶けてきて、相手も心を開いてくれるようになり、お互いにやわらかい気持ちで接することが出来ると思います。