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【展覧会】美しい春画展

ゆず

2024/10/06
京セラ美術館でハイブランドなGUCCI展を見た後、細見美術館で開催されている浮世絵の春画展をハシゴです。温度差が凄い笑

何年か前に東京の松濤美術館で春画展が開催されてとても話題を呼んだ覚えがあるのですが、行きたかったけど巡回はなかったので今回念願かなって嬉しいです。

こちらは入場もR18でもちろん撮影禁止です。
なかなかの盛況ぶりで客層は少し女性多めの普段と変わらないような年齢層だったかな。高齢のご夫婦もちらほらおられました。

浮世絵の春画は12枚で一組なのが基本なんだそうで、12枚で四季の移り変わりの中での2人の睦み合いを描くという趣向です。素敵ですよね〜。
いろんなシチュエーションの男女が出てきて、初々しい2人だったり年齢差カップルだったりお姫様と従者、尼さんと若者、若い2人に当てられる爺さん婆さん、寝取られ、人外…それはもうありとあらゆるシチュエーションが出てきて、思わず笑ってしまうような滑稽なものも多いです。共通するのはおおらかだなぁ〜という印象。

浮世絵が盛んだった時代、豪奢禁止令が出たことで浮世絵も簡素な刷りものにすることを求められたそうなんですが、春画はもともと表立って販売されるものではなかったお陰で印刷の制限がなく、こっそり受注した豪華絢爛な刷りの極みのような春画が多く残っているのも面白い話でした。
しかしゴージャスな掛け軸の春画とか、1人で部屋で楽しむのかな？同好の士が集まる時だけみんなで持ち寄って掛けてあれこれ言うのかな？何にせよ楽しそうだな〜

細見美術館は展示室のフロアを迷路みたいな階段で繋いでいて建物自体がとても楽しいです。

グッズも春画を使った楽しいものがたくさんあったんですけど、流石に持って帰っても困りそうで買えなかった。真似ゑもんの話、読みたかったから図録買えば良かったなぁ〜

浮世絵の春画といえば一番有名な北斎の蛸と海女は後期展示なので見逃してしまった。もう一回おかわりしてこようかな…

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