svconnectを終えて。2週連続100人規模イベントを超え、気づいた2つのこと
今村柚巴、新卒でVCとしての勤めてます。週報という形で自分にとっての学びなぞを描いていきたいと思います。
昨日8月31日はSkyland Venturesの1号ファンド設立からちょうど12周年記念日でした。
8月はSVの周年月!ということでめちゃめちゃ沢山のイベントが起きてました。月初から松江出張に続き阿波おどり、そして8月19日と27日の怒涛のイベントウィーク。
19日はSkyland Ventures12周年をメインに、投資先やLPさん、お世話になっている方々をお招きしたオープンイベント、
そして27日はWeb3をメインに世界各国からスタートアップをお招きしたグローバルコンテンツを
2週連続とはいえ全く毛色の異なるイベントを企画したので、レポートしていきたいと思います。
◆svconnect タイムテーブル振り返り
まずは8月19日開催の #svconnect 。こちらは「縁」をテーマに開催をいたしました。
縁といえば、、絶対縁日でしょ!というイベンター今村の脳内翻訳が行われ、(何回も遊びすぎるなと咎められながらも)遊びモードを最大値にまで引き上げた企画にしました。
会場全体もひたすら縁日ぽくすることにこだわり
と、どこをとっても映えるようなつくりにしました。(同じくSVイベント部であり、起業しろしゃもじの生みの親、さとこさんと必死に作ってた)
会本体としては、ご縁を感じつつ、ただただ遊ぶという内容にはせずしっかり真面目なコンテンツも行なってました。
会前半では、LP及び投資先向けの時間を儲け
そしてこの日に丁度上場承認を迎えたROXX代表、中嶋さんがいらっしゃったことから会場もお祝いムードに。
17時からは広くお客様をお誘いしてのイベント。
第一コンテンツとしてVC30名をお呼びした起業家とのスピードマッチングイベント、VCスクランブルを開催。
よく、なんで起業家を独占せずにいろんなVCと関われる場を作るのですか?と聞かれるのですが、私なりの解は「人が集まる場のハブが一番エコシステムの作り手側に回れるから」と考えています。
チャンスをもらえる側として待っているより、チャンスが生まれそうな場を作っていく方がよっぽどいいと思うんです。そこでいい起業家といいVCが出会って資金調達ができていればそれはそれでいいし。我々の最大目的は「より多くの起業家が資金調達を通してスタートアップとして確立していくこと」なので。
VCスクランブル後はそれぞれのブースが開設。
ある意味「SVらしく」いろんなコンテンツが乱立し、ごっちゃ混ぜでカオス、真面目さと遊びの隙間にいる中、会が終了して行きました
◆skylandconnect タイムテーブル振り返り
そして8月27日の#skylandconnect (ハッシュタグの違いは後述します)に関しても。
こちらはWeb3の2大カンファレンスの中日に当たる日に開催したこともあって、海外の大型プロジェクトリーダーが一同に介する回となりました。
海外からのおもてなしとして、「日本」を全力で意識したコンテンツを展開。
Webb3投資先16社のだるまを急ピッチで作成し、スピーカーセッションブースの背後に配置
おにぎりを振る舞ったり
会場となったPacific Meta社よりすいかの差し入れを頂いたスイカ割り
コンテンツとしては全体的に中々日本では聞くことができない海外Web3キーパーソンによるトークセッションが繰り広げられ、(全面イングリッシュ)
また、並行してWeb3VCとスタートアップによるピッチコンテンツも別部屋で行われました。
こちらも大熱狂の中終了。
というわけで、今回のイベントのハイライトをお伝えしたところで、2点のポイントをピックアップさせて頂きます。
◆お土産で「ついつい発信したくなるイベント」に
今回は会場で楽しめるコンテンツにとどまらず、持ち帰れる思い出を沢山作りました。
svの2023-2024年の活動をまとめたブックレット
おなじみのしゃもじと新デザインになったうちわ
(投資先限定ですが)カラフル投資先だるま
起業しろ!ラムネ(透明シールを貼ってグッズ化するというアイデア)
超!大人気だった投資先の代表をアニメ化したトレーディングカード
こちらの画像はこれまた投資先のAIアニメーション会社、G-VISのお二人が作ってくれました。爆速で写真をかっこ/かわいいアニメ絵に落としてくれて技術に感動。
そしてこれまた謎コンテンツ、「起業しろ・スタートアップ音頭」。約1分半、「起業しろ」と言われ続けるだけのカオス曲です。騙されたと思って一度聞いてください。
と、触れてないものも含めたらおおよそ10個はお土産やオリジナルグッズを作った気がします(発注で負担をかけまくったコーポレートの初田さんさとこさん、本当にありがとうございます、、)
Twitterで #svconnect と検索すると色んな人が思い思いの画像をあげてくれてます。
UGCコンテンツがどう、などはあんまり意識していませんが、イベントごとに参加した人が「自分から、SVイベントに参加してよかった!」というビジュアルを提示してくれることが一番。
一般的なカンファレンスイベントだと、撮れる写真のパターンが一定になってしまい、わざわざツイートしよう!と考えられるようになってしまいますが、画面映えするコンテンツを散りばめることで自主的に登校してくれる傾向にあったかと思います。
ハッシュタグも拘り、日本が中心となるイベントでは#svconnect を使い、「Skyland Ventures=sv」が浸透していないグローバル向けのイベントでは #skylandconnect を公式ハッシュタグにするなど、どうやったら発信してもらえるかな?に拘った作りにしました。
ツイートの違いも意識して検索してみてください!
◆スタッフで「関わりの余白」を生む
そして今回の最大功労者ともいえるのは各イベントに協力してくれたスタッフの皆さんでした。
svconnectではVCの内定者や元SVインターン、
VCカフェやM&A相談会で別VCのキャピタリストの方
起業準備中の学生
高校生から、果ては今村の高校の同級生にまで協力して頂きました。
skyland connectはグローバルイベントということもあり、英語話者の方をスタッフとして積極的に呼びました。「英語ができること」を中心としたことで、普段スタートアップイベントに関わることがない今村のシェアハウスの友人学生(海外学生が多めなのです)を呼んだり
Web3 TOURとして朝から参加者を東京タワーにご案内するツアーを作成(元インターンで現在外国人のアテンド事業を行うまのちゃんと、IZAK(インターナショナルスクール)生のげんちゃん、Danくんによりアテンドしていただきました。
先週も記載しましたが、
やはりこの「面談と、投資」というスタートアップにおける一瞬の時にしっかり関わるような仕事をしている以上、普通に仕事をしているとスタートアップ外の人や、スタートアップ業界の人の事業ピッチ以外の顔を見るチャンスがどんどん減っていってしまうものです。
しかし、「起業したい/スタートアップにいる人」と出会って投資をすることではなく、「イケてる人」と出会い、投資をすることが我々のすべき仕事の本質だと思うのです。それがあわられている言葉が「起業しろ」という言葉だと。行動力がある人、何かの業界を深く掘れる人は起業して欲しいし、我々と何かしらの方法で一緒にやりたいのです。
もちろん、全ての人間が「スタートアップ」にいきなり関心があるわけないものだし、得意分野も異なる。(アートだったり、言語だったり)
私自身がIVSのスタッフに(わけもわからず)誘われて足を運んだように、想定外として出会うきっかけを作って行かないと、私たちのような仕事は「スタートアップ」というある種狭い世界に閉ざされてしまうのです。
そんな時に有効な方法の一つが遊びだったり。しているのですが。
今回、スタッフはある意味遊びよりハードルが低いのかもなって感じました。
自分に何かしらの役割がある状態であれば、興味がない相手とも関わり始めやすいんだなと。遊びはよりパーソナルな環境で、それこそめちゃめちゃコミュ力高いとかでないと、知らない人とわざわざ遊ばないと思うので。
こんな感じで、いい意味でお困りごとをシェアしていくことで関わりの余白を生み出していくことはこれからも積極的にしていきたい。ので。ここからもゆるっとしたイベントを開き続けていこうと思います!
↑svconnectのハイライト動画です。ぜひ見てね!
1週間の総評
関わりの余白を作って、いけてる人に会い続ける!
スタートアップの方!そうでなくても!今村と30分mtgしましょう。↑のURLよりお申し込みください。
SVでは毎週木曜朝8~9時に勉強会を行なっております!是非お越しください。