ゆずの新卒VCの9週間目。〜YOUTRUST酒場のPR威力ってすごいねって話〜
今村柚巴、新卒でVCとしての勤めてます。週報という形で自分にとっての学びなぞを描いていきたいと思います。
(YOUTRUSTの話は5月31日(金)に書いてます!あとトプ画がめちゃめちゃ関係ない自分の登壇写真ですみません)
5月27日(月) 57日目
この日は北海道から帰る日でした!朝から飛行機移動をキメつつ帰宅。
正直この日は遅れた仕事の巻き返し日だったのでめちゃくちゃ書く!ことは少ないので北海道の週末の話でも。
B Dash Camp出張明け、私は日曜日まで北海道に残ってみました。
なんとなく、残ったらいいことあるかなくらいのノリ+昔の知人が北海道には多いので残ってみて。
そんな中ファストトラック(医療特化VC)の深津さんにご紹介いただいて、北海道のコワーキングスペースで開催された医学生向けスタートアップイベントに参加しました。
ディープテック分野は普段は触れないのですが、大きく世の中の利便性が変わる瞬間に携わる仕事というものは面白いなと。
ただ、学生起業という観点では特に医療分野はファウンダーの医療バックグラウンドや知識量頼りになることから学生起業がしやすいわけではない、という意見も聞いてなるほどなと思いました。ただ、その分若手で医療知見が深い人のやる気や熱意が生きてくることができるのがだいぶ後になると、「若さ」という力が弱まってしまうのではないかと。
年次が上の教授がうまく協働して学生起業ができる仕組みが出来ないのかなーと思いました。
5月28日(火) 58日目
B Dash Campが終わり、学生スカラシップ生の子たちと少しずつ面談を始めています。そしたらほぼみんな「いつか起業しようと思ってたけど今やれると思いました」と言ってくれまして。
また、「自分とスタートアップは違うと思ってたけど、好きになりました」と言ってくれる子も。
めちゃめちゃ嬉しかったし、ハッとさせられました。
最近正直自分のVCスタイルが確立できなくて、何がいい状態なんだろう?と唸っていたのですが、こんな感じで一気に多くの情報を取り入れた人が「スタートアップ的な動き方」というやりかたを知って、水を得た魚みたいに動き始めるシーンが好きだったし、私自身もその経験があったからその起爆剤になりたいんだと。
そのためにたとえ「イベントはソーシングの効率が悪い」と言われてもポジティブなやり方だし、これは続けたいなと実感させられました。
できる範囲が「スタートアップへのきっかけ」にはなるけど、やり続けたいなと思ったな。進み方はわたsもわかってないけど、近くにいたら何かが起こる!と思われるような存在になれたら(結果、何かを起こしてるのは起業家本人なのですが)
5月29日(水) 59日目
Twitterをガチで伸ばしていると噂の石井くんがネクストベースに来てた。
noteは結局継続できるのですが、何事も頑張り続けてたららしさが出るものなのです。かつ、参入障壁が比較的低いのにも関わらずインテリ系の人が扱わないメディアだから当確を表しやすい。と。
やればできるのに誰もやらない。だったら誰よりもやる(Twitterを)と話している彼をみて、私は何にしてもやり抜いてる人はとても好きなので、これだよなーとおもったし、あー自分ももっと意識的にツイートしよーって思いました。
起業家がこれだけやってるんなら私は同じくらいかもっとやらないと。あと文字化する癖をつけると現実の事象に対して思考を巡らせるようになるので。
木下さんがnoteもいいけど、Twitterはもっと短期スパンで思考巡らせて外部煮出して、反応がもらえる手段だよねと言ってて、なるほどと思ったな。
5月30日(木) 60日目
この日は士業のマッチングサービス、ヒュープロを経営する山本さんにお越しいただいて勉強会をしてました!
創業9年目までの右葉曲節を伺っていたのですが、一番印象的だったのは山本さんの突撃力。誰にもすぐに動く姿勢。
先輩に突撃する時、常に意識していたのは「無礼でないこと」で、学生の自分にはそれしかできないから。逆にそれさえあれば会ってもらえるよ。と言う山本さんをみて、自分の動き方を考えさせられました。
DMするのは難しくない。とは言え本当に相手の時間をとってしまって大丈夫?と社会人になって謎にビビり始めてたのですが、それって何に怯えてるかというと、自分が「会いたい」気持ちが十分かどうかがわからなくなってしまっているのかなと。
人のことを肩書きで見るのって本当に良くないと思うのですが、色んな意味で引っ張られすぎていたなと思います。
なんとなく、OOの社長だから偉い、何を聞いたら、気が利いた質問しないと。と思いすぎていたのですが、全然そう言うことではなくて。
仮に上場社長なのであれば、そこまでのプロセスを踏んできたことがすごい。それは本当に尊敬の域だし、どうやってやっているのかが気になる。だから質問するし、突撃もできる。
当たり前すぎる論理だし、今まで旅する中でずっと行っていたことなのに最近鈍っていたなーと山本さんをみて思い出させられたな。相手の髄に興味を持つ姿勢を忘れないように。人への興味を持つ。
5月31日(金) 61日目
SVのみんなとYOUTRUSTイベント、ユートラ酒場へ。
渋谷の宮下パークの居酒屋10店舗くらいがジャックされてて、YOUTRUSTをインストールして社員の人と繋がると、1杯無料でもらえるイベント(お店のワンドリンク+ワンフードは注文必須)
ユートラは本当にいつもプロモーションが上手だなあって思う。スタートアップの人としても参加したい!と思えるハードルが低いし、あと渋谷で開催してくれるのでパッと参加できる(スタートアップは渋谷に多い)
この日も大勢のスタートアップの人がTwitterに投稿してた。そしてその投稿を見て「あの人が来てるのか!」という連鎖で他にも来る人が増える。「何だか盛り上がってるのかも?」というイメージができていって、盛り上がりが生まれてる。
普通のお客さん的にも、無料で奢られる/ビジネスSNSツールのDLということで違和感が低いなと思うし、普段の生活導線(居酒屋)の中に高いクリエイティブ力で入り込んでるから違和感というか、営業的ないやらしさが薄いと思います。ていうか社長が来てるし。(すごい)
思い出せば、私もスタートアップというものを知るずっと前に、YOUTRUSTが渋谷ストリームの下でコーヒーとどら焼きを配っていたのをみて初めて知ったのですが。その時を思い出した。
普通のCMやウェブマーケも確実性が高いけど、PRの手段をうまく使えばよっぽど安い広告手段で、現象を起こせる。しかもやらしさが薄い。
余談ですがSVの代表、木下さんがいるので!と言って来てくれた飛び入りの方がいたのだが。
まさかの2年くらいの友人でした。超久しぶり&当時はお互いスタートアップの人ではなかったので、ここで再開するとは。イベントや酒場のオープン性の威力を感じました。あと私もふらっとどこかに足を運ぶようにしよう。
番外編。土曜日のこと。
私が今住んでるシェアハウス、SHIMOKITA COLLEGEが参加する下北沢のお祭りでふと思い立ってトークショーをしてみました。
インド初のリングとだるまを販売しているフミコーンさんと、IVSというスタートアップイベントを運営するいまじゅんさんがゲスト。(フミコーンさん、同世代でめちゃめちゃ会ってみたいと思ってたので会えてよかった)
久しぶりに自分がスタートアップに参加することになった経緯を話したんだけど、終わった後にお客さんの方が「スタートアップ、めちゃめちゃいいなとおもったんです!」と話しかけてくれて。
起業家や、私のような人間がやりたいことや楽しいことを前向きに語っている様子によって伝播してくれる人がいて、そこからさらに先に繋がっていくことができるのがめちゃめちゃ嬉しかったなー。
SHIMOKITA COLLEGEは起業家シェアハウスではないので、スタートアップ一つに振り切れてるわけではない、多様なタレントを持つ若手が集まっている家で。(アーティストも高校生も、大企業でバリバリ勤めてる人もいる)
私の個人的に理想とする、全く異なった業界の素敵な人同士が繋がってる世界に近づくために入居してきたので、もし興味がある方はぜひ遊びに来てください、、!そして私ももっとカレッジに外部の人を持ち込めるようになろって思った。
1週間の総評
やっぱり選択肢の一つとして面白いなと思ってもらえる人は増やしたいし、そんな人への入り口を開けられる存在でありたいな、と、月曜日と同じことを週末に再び思ってみたものでした。
スタートアップの方!そうでなくても!今村と30分mtgしましょう。↑のURLよりお申し込みください。
SVでは毎週木曜朝8~9時に勉強会を行なっております!是非お越しください。(次回は6月6日(木)予定です)