清掃員のバイトは底辺なのか?

昨日バイトの面接に行ってきました。4年ぶりに履歴書を書き、面接に向かう。10年前は採用側にいた私。どんなパートさんに来てもらいたかっただろうか…何を聞いていたんだっけ…おそらく上司は年下だろう…そんな気持ちで向かうと…

案の定。おそらく10以上年下の責任者は、とびきり美人でした。

引きこもりVS美人責任者

小さなビジネスホテルの面接。フロント横にあるソファへ案内された私。
カウンターテーブルが壁側にあって、入り口から入る光も心地よく狭いながらにも良い空間だなぁなんて眺めていた。

お待たせしました!と出てきた女性は、ネイルもメイクも完璧な綺麗な方。
ここで面接しますね、と言われたのはさっきのカウンター。
あ、横並びスタイルで話すのね…。

名刺をいただき、履歴書をお渡しして、仕事の流れをザーッと聞いて。
少し雑談して…
その間私はこの責任者をチラチラ見るたびに
あぁ可愛いネイルしてるな。メイクばっちりやな。肌綺麗すぎないか?どうなってるの?ホテルって激務じゃないの?私ボロボロなんだけど…と朝からコンシーラーを格闘していた自分の肌を思い出していた。

『なにか質問有りますか?』
ってきかれて、何歳ですかって聞きそうになったのはギリギリおさえて。
なんかもう目を合わすのも緊張レベルで。思いつかず出てきたのは『休憩ありますか』という、しょーもない質問だった。

でもね。この辺で察していたんです私。
いつから始まるのかも、希望次第。
だからと言って、いつから働けるのか聞かれなかった。制服があるのか、サイズはどのくらいか、通勤の自転車はどこにおくのか。

かつて採用側だった私なら伝えていたであろう内容は、ひとつもでてこなかった。

それはつまり、そういうことなのかもしれない。
…私だめなんかな。

『清掃員』を甘く見ていたわけではない。底辺とも思わない。だって清掃の仕事してる人がいるから、利用者はきれいな空間を使えてるわけだし、公衆トイレの清掃も、ゴミ回収も、無くなったらとても生きていけない。
そしてなにより、私は正社員のときからパートさんのことをかなり大事に思っていた。
厨房で働いていた私にとって、大量の食器洗浄や厨房内のゴミ回収、掃除をやってくれる人が居てくれるだけで、どれだけ助かったか。
決まってそこそこの年齢の方、母親より上の世代が多かったけど、みんなこんな子どもより若い私の言う事でも聞いてくれてて、ありがたかったんだ。

今回のホテル清掃もさ。
ここなら、きっと受かる。という気持ちはあった。最低賃金でも構わないし、なんでもやる。意気込みはあったけど全然アピールは出来なかった。

ただ、清掃員なら誰でも出来るはず。どこかにそんなオーラが出ていたのかもしれない。フリーランスで仕事してる、希望の収入はMAX5万、土日祝働けません…。
条件あってもOKってそりゃ求人には書くよね。書かないとこないし。

あーもう!なんなんだよ!

面接の後や、試験の後って何でこんなにもやりきれなかった心残りあるような状態になってしまうんだろう。

責任者の横顔は差し込む光に照らされて、パウダーのラメがキラキラしてた。
きれいな骨格。Cゾーンのラメが似合うきれいな肌だ。瞳の横、頬の高い部分が、モデルの写真かってくらい光ってて眩しかった。

世の中と離れて3年。ほぼオンラインの世界で生きていた私は久々に人間界に降りてきた。そんな気持ちだった。対面で人に会っていなかったわけじゃない。でもオンラインの気軽さはかなり感じた。

1番近くて1番思考停止しながら働けるかなーて思っていたけど、これはイマイチな感触だ。
だからって条件は削れない。フリーランスっていうの、やめようかな…。

そんな私は帰宅してまた新しい求人を探すのだった…。

辞めなければ失敗じゃない

…ぴこーん!
求人サイトを眺めていると、調理補助のバイト発見。土日長期休暇休みあり。いいぞいいぞ。大手会社の託児所だ。

これだ。よし。応募しよ(早)

バイト合否速報!!


2件落ちて1件面接済。
落選>・SNS運用 (即レスで落ちた。なんでや)
落選>・ホテルの皿洗い…ご希望の時間帯(昼間)は来てもらっても洗う皿がありません!て電話きた(爆
結果待ち>・ホテル清掃…美人責任者に見とれてたら落ちそう(おい。)※結果待ち←今ココ

残り…
・ネカフェ(時間外は仕事するぅ)(今日面接!)
・映画館(映画見放題したい)履歴書審査中。不合格な場合は連絡なしらしい。ツラ…

NEW!!
・得意分野の調理補助バイトに応募するぅ〜!(今日)

フリーランス主婦の戦いは続く…
応援してください!!(涙)

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