現場を見ないで色決めは難しい
2023年6月12日
今日は昨日採寸したお客様と電話で打ち合わせ。
LDKのカーテンボックスの色を決めあぐねているようだったから、採寸のスタッフにカラーチップを持って行ってもらうよう手配して現場色決めをお願いしていた。
この辺りがなんちゃって専門店の悲しいところで、現場に同行できないため最後の色決めは現場を見てお客様本人にお任せするしかない。
「やっぱりディープブラウンとビターブラウンで迷ってしまって…決められないんです」
うーんやっぱり決められなかったかぁ
「ウチの建具の色はソフトウォールナットなんです。どっちが合いますか?」
きた。
ものすごく難しい質問きた!
お客様は建具や床の色の名前をさらっとこっちに伝えてくる。
それはメーカーがつけた名前なので、それを聞いても「あぁあの色かー」とこっちが思い浮かぶことがほとんどない。
こんな時メーカーのコーディネーターはいいな、と思う。自社の色だからわかるし、なんなら建材のサンプルも手元にあるし、自信持って「こっちの色の方が合いますよ!」と言えるんだろうなー
そして個人的な意見で言うならウォールナットぐらい色幅の多い樹種ってないんじゃないか?明るめの焦茶イメージしてたけど『ソフトウォールナット 建具』で検索するとめっちゃ濃い色が出てくる。
カーテンボックスのディープブラウンとビターブラウンもどっちも濃い。強いて言うならディープブラウンの方がマットな質感で、ビターブラウンはほぼ黒に近い。
「さ、サンプル送るので、もう一度実物を見てみられてはどうでしょう…?」
今日もサンプルに逃げてしまった…
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