ロールスクリーンの下が気になります
ロールスクリーンの下、ウェイトバーと呼ばれる部分が気になります。
ここです。
バーが露出していたり、
生地が巻いてあったり。
白っぽい生地だとわかりにくいのですが、変わった色目や生地感のロールスクリーンなのに、ウェイトバーが白のツルッとしたバーだとちょっと残念な感じになりませんか?
今回は国内大手ロールスクリーンメーカー、TOSO、ニチベイ、タチカワブラインドについて『ロールスクリーンの下のバーってどうなってるの?』って話です。
ホームセンターなどの既製ロールスクリーンは下のバーが露出しているので、気にしたことがない人も多いかも。でもちゃんとオーダーで作るロールスクリーンはこんなところまで選べたりするので、ぜひ気にしてみて!
1.タチカワブラインドのロールスクリーン
6月にロールスクリーンのカタログ『ラルクシールド』を刷新したタチカワブラインド。
今回のカタログは個性的な柄物が多くて、カタログを見ているだけでもワクワクします!
そんなタチカワブラインドのロールスクリーンのウエイトバーは
①生地がウォッシャブルなら生地でウエイトバーを巻いた袋縫い仕様、
生地がウォッシャブルではない生地ならウエイトバーが露出します。
ウォッシャブルではない生地でウエイトバーを隠そうと思ったら、『ウエイトバー袋縫い仕様』というオプションを選ぶ必要があります。
上のボタニカルな生地も、下まで生地が巻かれていることで柄の素敵さが損なわれていないですよねー
ただ、ウエイトバー袋縫い仕様ができない生地が割とあって、例えばラミネート加工してある生地や、水拭きできる素材、スダレっぽい生地、生地硬めなレースなどです。これがカタログの生地紹介ページには書いてなくて、巻末の製品仕様オプション項目のページまでめくらないと確認できないのがタチカワのカタログの苦手なところですよ……
ウェイトバーの露出もダメってわけじゃなくて、例えばアイアンの手すりがあるならあえて黒のウェイイトバーにしてリンクさせるのもあり。
タチカワのカタログはこういうコーディネートすごく上手。
他に木目ウェイトバーっていうオプションがあります。
これが個人的に結構好き。名前の通りウェイトバーが木目になるのですが、ナチュラル感のある無地の生地に木製ブラインドやお部屋の家具色と合わせた木目バーを合わせると、無地のロールスクリーンもお部屋とリンクしてすごく素敵に見えます!
2.ニチベイのロールスクリーン
ニチベイのロールスクリーンは、遮熱生地のバリエーションが多いです。生地感も織りにこだわった質感のあるものや色、透け感があって遮熱機能のあるものなどかなり選べるので、リビングや吹抜けに遮熱ロールスクリーンを選びたい時なんかオススメ。
あとはスマートコード式という高い位置で昇降の動作ができる操作方法が、ニチベイだけの仕様らしいので小さいお子さんやペットがロールスクリーンの紐で遊ぶのが心配って方にも。
そんなニチベイのウェイトバーは、基本タチカワブラインドと同じく、
生地がウォッシャブルなら生地でウェイトバーを巻いた袋縫い仕様、
生地がウォッシャブルではない生地ならウェイトバーが露出します。
ウォッシャブルではない生地でウェイトバーを隠そうと思ったら、『ウェイトバー袋縫い仕様』というオプションを選ぶ必要があります。
他のウェイトバーのデザインの種類も多いです。タチカワブラインドと同じ木目ウエイトバー。ニチベイのウェイトバーは丸型なのでちょっとかわいらしい感じがするかな?
シャープな印象になるスクエアウエイトバー、バーの存在感が限りなく薄くなるミニマルタイプなど…
下のバーの存在感が許せないって人にはミニマルタイプ。おそらく一番存在感を消せると思います。
選べる種類が多くてややこしいですが、カタログの生地紹介ページにそれぞれ選べるウエイトの種類が書いてあるにで、私は分かりやすいと思います。
3.TOSO
レールメーカーとしての方が有名なトーソーのロールスクリーン。
何がわかりやすいって、生地がウォッシャブル有無にかかわらず、袋縫いが基本。ラミネート生地など一部袋縫いできない生地だけウエイトが露出するので、分かりやすいです。強いていうなら部品色がホワイト、ベージュ、ブラウンの3色しかないところが不満なんですが、ウエイトバーが基本見えないからいいかなって思えちゃいます。
ニュートラルカラーのバリエーションが多いので、カーテンなど他の生地と合わせやすいんじゃないかなーと思ってます。
いかがでしたか?
たかがウェイトバー、されどウェイトバー。こだわって選ぶとインテリアの仕上がりもグレードアップするんじゃないかなって思います。こんなにいろいろ選べるなんて、楽しい!って思ってもらえると嬉しいです。