ひたすら楽して自作ぬい
はじめに
1. 市販の素体ぬいで作る
2. 必須以外での生地購入を禁止
3. 凝った刺繍はしない
4. 裁縫は頑張らない
5. 出来る範囲は自己流で
こんにちは、紅茶派の柚木水です。
突然ですが星のカービィ作品で好きなコピー能力はなんですか?
自分は順に、マジック、サーカス、ボム、レンジャー、アーマーです。
マジックは参上!ドロッチェ団のシルクハットに心奪われて以来不動の頂点です。コピー能力総選挙でも最後まで投票し続けました。
それと同時期にシルクハット好きを後押しするかのようにインターネットに触れてハマった作品がありました。魔界塔士サガです。厳密に言えばシルクハットの男(かみ)というキャラクターですね。
2年前に10数年ぶりに沼帰還しサガコレを購入しソシャゲに触れFAを生産して今に至ります。
そんな中、GBサガ及びソーシャルゲームであるロマサガRSの界隈で彼のぬいぐるみを作る方が続出しました。
後に素体ぬいぐるみの存在や販売店舗を知り、なんやかんやあって自分も行動に移ります。
作るか、ぬいぐるみ……!
以降内容は多少追記を加えていますが
こちらのセルフまとめのnote移植になります。
前置きが長くてすみません、blogのノリが抜けてない。ここはnoteだぞ。
自作ぬい、推しぬい等のタグ検索で見つかるのは、必須のように刺繍したり体から作ったりしたりと手芸のレベルが高かったんですよ。
素体にワッペン貼ってウィッグ縫うだけでも自作ぬいになるから!推しのぬいぐるみが出ないから作る方、懸命な想いがある。それと唯ならぬ執念。
いいんだ……作るハードルを低くしたら個々のアレンジ技術が見えてくる……!
使ったもの
○手芸用品、アイロン、接着シート等
家にあった手芸セット引っ張り出しては色々買い回りました。裁ち鋏だけは妥協しないでください。糸は百均でもなんとかなる
○ぬいのボディ
可動タイプ、通常、さくらミルクと全てSサイズ(11センチ)を購入
さくらミルクは若干大きめです。ご注意。
○ぬいのウィッグ型紙BOOK
失敗したくないからとコンビニでコピーして使いました。写しにはフリクション0.5青を使用。
○ぬいフェイスワッペン
最近新作が出ました。綺麗カッコいい寄りも好きですが今回は可愛い寄りで。
○ぬいクロスボア
好みの緑色が無かった故に苦しむ羽目になる。
ボディやワッペン、生地等を取扱販売店に走って購入し作っています。ウィッグ生地を縫いフェイスワッペンを付けるだけの簡単な手芸。いやあ推しキャラのぬいぐるみが出ないから自分で作る時代も便利になりましたね!
型紙
実際外野から文句言われたら困るので、公式に似せつつFAで描いてる髪型や雰囲気に合わせました。自分の絵のイメージが推しぬい云えど立体になる楽しさよ。
型紙はウィッグ用の冊子にあるページをコピーしてアレンジを加え、生地に写して裁断していきます。クロスボア生地がフワフワ!これは裁ち鋏推奨ですよ。
自分が描いた二次絵から型紙アレンジしていくの、たくさん全身やら前横後ろやら描いてないと大変だあ…。サンプル写真に助けられました。
パーツ
口や目といったアイロン接着でくっつける部分。
まち針でバランスを確認して(刺しすぎ注意!)接着剤で固定してからアイロンに移ります。
パーツの着色は水彩マーカーやアルコールペン、コピックと各自自由に画材を使っていたので私は水彩色鉛筆にしました。メインカラーを統一すると不自然さが減ります。
二次ではハイライトなしで描いていますが、今回は小さいハイライトを残して赤で塗り、瞳孔部分を黒めで塗りました。
睫毛部分の黄→目全体の赤→瞳孔の焦茶の順。
口は小さめの方が可愛い気がします。
ウィッグを縫う
ウィッグ縫いへの理解や半返し縫いにキレそうになったりして1日の自由時間が終わっていたり、半徹夜状態で風邪引いたりしましたが縫えました。
縫い目キツキツにしていたのか被せた際に押し込み辛く焦りました。
楽してる中でもこんな大変なのに刺繍して自作される方いるの世界は広い皆偉すぎ。
完成
アイロン接着してウィッグ縫って被せるだけなんで慣れてしまえば早い作業。それでも不器用には難しい。時間が溶ける溶ける。
衣装は服やら帽子を買ったり縫ったり切ったりします。足りない器用さはほつれ補修液と接着剤と先人たちの知恵でなんとかします。
かわいい!(当たり前体操)
シルクハットだけはどうにも出来なくてタンスにあったミニハットを使っていますが、いや〜可愛いですね(自画自賛)
ぬい素体タイプなんで着せ替えが出来るんですよ。まだまだ金と時間が溶かせます。こうやって人はドール沼に沈んでいくんでしょうね。
カービィぬい撮りとはまた異なる沼だ……。
エルフ耳は小さくていいのでそのまま三角になるようカット。首部分が気になって仕方がない場合はストールや大きめの衣服でカバーするといいです。
自作ぬいぐるみに使用するチークはクリームタイプでない粉タイプがいいと説明を見かけたので、どうせなら激レアさん使うか〜!とカービィ1番コフレのB賞パレットにあった色を使用しました。
成分とか知らん!染みたら染みた時だ!
感想
裁縫技術と用具が嫌でも必要になる
→技術と楽しい感情があればぬい作成後に服も作成アレンジが可能
・ぬいぐるみが存在する現実が体験できる
→推しの絵があると推しのぬいがあるとでは自給自足とはいえ物質的供給差が違う
・版権キャラの場合は個人で楽しむ範囲で!
→説明は省略するけどワンフェスの問題とかあるから立体は許可なく売っちゃダメだぞ!
マックカービィの一件でぬいぐるみ作成には興味があったんですが…色を吟味する、パーツを付ける、縫って形を合わせるだけでも大変。手元にある子達を大事にしように至れました。
インスタの推しぬいor自作ぬいぐるみのタグ検索を見てるだけで楽しくなります。キラキラの中に大事にされている愛情と、なんとしてでも推しを立体化して手元に置いてやる執念が伝わってきました。自分は多分後者。
とりあえず今回はここまで!
閲覧ありがとうございました。
おまけ
100均セリアのヲタコレシリーズにあるバケットハット黒、縫い目が縦になっていて『かみはバラバラになった』が出来るな…と気に入っています。3coinsの推しミニバックはSサイズぬいぐるみ(11センチ)が入りますが、頭部分がミチミチになりやすいので注意。
ほんとにホントのおしまい。