日記 2024.4.27

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり…約20年ほど生きてきたが未だに自分を女であると言い切るのが苦手だ。別に男になりたいとは微塵も思わないのだが、自分が世の中で言う女に当てはまっている気がしない。
そんな事は今はどうでもいい。日記をつけてみたくて初めてnoteを触ってみた。紙でやればいいのでは?とも思うがネット上だと処分も楽だし顔見知りに見られる危険性も減る。(インターネットにあげたものは一生残ると義務教育で教わったがそんな事はないと思う。ならどうして昔見ていた動画やどこかに行ってしまったアカウントは見つからないのだ。)
日記をつけてみたいとは言ったがその日あった事などはTwitter(自称X)で呟いているのでもう既に日記をつけていると言っても過言では無い。だがTwitterだとあまりにも人目に付きすぎてどうにもブルーな感情をおおっぴろげにできない。ネットの中でさえ画面の向こうにいる人間に猫を被って無駄に明るくしまうのはどうしてなのだろうか。おそらく彼ら彼女らには頭のおかしな底抜けに明るいヤツだと思われているに違いない。もちろんそれに不満は無いし、今後もそのままの認識でいてもらいたいのだがこちらも残念ながら面倒な人間であるので365日お花畑というわけにも行かない。ここでは特に面白くもない感情をただ淡々と綴っていこうと思う。
前置きが長くなってしまったがnoteには文字制限があるのだろうか、見た限りないなと思ったのでこのまま今日の日記にうつる。
今日は明日に受験の模試を控えているため嫌々ながら勉強をした。補足する。自分は去年も受験生だったのだが志望校に見事に落ち1年くらい社会から外れても良いだろうともう1年浮浪する事にしたのだ。言っていて悲しくなる。なんでそんな面倒な選択肢を選んでしまったのだろうかと今更少し後悔する。
だが決めてしまったものは仕方がない。時も戻らないので現段階では前向きに生きていくことにする。話を戻そう。受験がひとまず終わり約丸2ヶ月が経過したのだが、人間というのはなんとも愚かでたった2ヶ月勉強をしなかっただけで何も出来なくなるらしい。らしいというか実際にそうだった。現役の時は6時間程度なら集中できたのに今だと2時間が限界である。今は一夜漬けの状態なのでとりあえず暗記をしようと思い現役の時に作った暗記ノートを眺めたのだがふと嫌な気持ちになってしまいノートを半分も読まずに閉じてしまった。自分は当時どのような気持ちでこのノートを作ったのだろうか、つい3ヶ月前の筈なのに皆目見当もつかない。ただとにかく嫌な気持ちになった。表現がぼんやりしているのは自分でも何故かあまりよく分からないからである。勉強が嫌いではなかった。落ちた時も特段くらい気持ちにはならなかった。それなのに落ちたことがトラウマなのだろうか?自分の気持ちくらいはっきりと分かりたいものである。そういうわけでろくに勉強もしていないがほぼノー勉で模試を受けることにした。今言っていてかなり怖い。半分も解ける気がしない。今回の模試の結果を経て心を入れ替えて勉強してくれることをただ祈るのみである。自分のことなのに。
今日は鏡を見た。自分の顔が醜かった。具体的に言うと顎の肉とここ2日間の不摂生で生じた沢山のニキビが醜かった。なので風呂にしっかりと浸かり可能な限りの汗を流し、よく効くニキビの薬を塗って絆創膏で蓋をした。しっかり寝れば6割程度は治るだろう。残る問題は顔の贅肉だ。顔の肉を落とす方法で検索をかけると「顔の肉は1番落ちにくい」「まず身体の肉を落とさないと落ちない」などとなんとも残酷な意見が出てくる。今落としたいのだ。顔の肉を。そりゃもちろん身体の肉も落としたいが。ぷにぷにのお腹とムチムチの太ももと腕とおさらばしたいがそれにかける労力が大きすぎる。こんな心構えではおそらく一生ダイエットは成功しないだろう。
話がかなり戻る、自分が自分を女だとは思えないという話に。この日記をここまで読んだ物好きはこう思うだろう。「美容意識あるからやはり女だな」と、そうかもしれない。だが仮に自分が男でも自分磨きはすると思うのだ。性別など関係なしにきっと自分は自分の理想を追い求めると思う。美しさに性別はきっと関係がない。スキンケアをした時に使った鏡を裏返してしまう。夜に鏡に映るのが少し怖い。

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