日記に見せ掛けた空想。2024.5.1
今日はゴールデンウィーク中の初バイト出勤(バイトが初な訳ではなくGW中のバイトが初)で…え?前回の日記から3日くらい空いてる?日記は毎日書くものじゃないのか?知らないね、そんな事。毎日毎日タラタラ書くような事なんてない。
とは言っても今日も特にない。料理の話とか話題を絞って1000文字くらい延々と語り続けてもいいがそれはまた日記とは別のジャンルにしたい。
昨日はふらっと入った某百円ショップでぬい用の布と出会い、手元にたまたま直前に行った中古屋某offで出会った刺繍糸があったので、うちに帰り刺繍をしていた。始めたのは昼過ぎだったのに体感1時間で日が暮れていた。どうしてこうも時間を爆食するような趣味が多いのだろうか?自分としては今を大事に生きたいのでもっと一日が3日に感じるほどゆったりとしたような趣味が欲しい。
どうしたものか、いっその事丸1日デジタルデバイスを全て封印してゆったりアナログ生活でもしてみようか?朝起きてパンを食べ、ゆっくりお菓子でも作るのだ。ダメだ、お菓子を作るにはネットでレシピを探すのが必要だ。
ならばこうしよう。朝起きてパンを食べ、服を着て図書館へ行き、お菓子作りの本を借りてくる。ここで大事なのは図書館に行って面白そうな本を見つけても絶対に読み始めないことだ。読み始めたら最後、閉館時間になるだろう。本を借りてきた後にお菓子作りを始め、完成したら食す。おそらくここで昼の2時か3時だ。ちょうどいいおやつ時である。お昼ご飯を忘れていた。図書館から帰ってきたらお昼ご飯を食べよう。それからどうしよう?おやつを食べたら一日で1番暑い時間帯も終わり日がだんだんと傾き始めるだろう。
時間をゆっくりと感じるには初めての事に触れるのが有効であると自分は考える。そしてその初めての体験に溢れているのはどこか?外である。外に行って散歩をしよう。いつもは通らない道を通ってみよう。初めての風景。なんとも新鮮で知らない街に来たかのようである。そして思う。ここはどこだろう?はて、帰り道はどっちだろうか、右から来たか、左から来たか。そうだ!G○ogleマップで調べてみよう!だがここで残念なお知らせがある。今日はデジタル禁止デーだ。Go○gleマップなどという血と涙と努力の結晶は使用できないのである。なんということだ。これでは自力で家に帰る他道は無い。とりあえず適当にさっき来たような道を戻ってみる。分からない。ここはどこなのだろう?とりあえず見覚えのある大きな建物を目指して歩く。着いた。ようやく見覚えのある道だ。随分と遠回りして家に帰ってきて思う。疲れた、と。とりあえず風呂を沸かす。お腹が減ったなと時計を見ると6時である。3時間も彷徨っていたらしい。今日の夕飯は何にしようか、作る元気は残っていない。適当にそこら辺にあったラーメンを鍋で作り、卵を落として食らう。美味しい。鍋から直接食うラーメンにはそれにしかない美味しさがある。風呂に入り(諸説では食事の前に入浴の方が健康に良いらしい)、一息ついたあと、入眠までの数時間何をしようか?デジタルデバイスは使えない。昼に借りてきたレシピ本からもう1品なにか作ろうか、体を動かしたからストレッチでもしようか、部屋の掃除や家事、それらをして過ごすだろう。
ここまで読んだ方はこう思っただろう。話が横に逸れていってそのまま戻ってこなくなったな、と。人間の目標の無い思考なんてそんなもんだろう。今日はこれを日記とする。