オタクの振りコピについて考えてみた

水樹奈々のライブには所以ダンス曲と呼ばれるものがある。
水樹奈々自身がヘッドセットマイクを付けて振り付けを全身で表すものが大体それにあたるが、振りコピ勢にとっては、ダンサー集団であるTEAM-YODAが踊るものは振りコピの対象になる。

さて、そんな振りコピ、演者は広いステージだから当然ぶつかったりしないが、自分達観客の席はかなり狭い。
そんな中でも自分含めて振りコピするオタクたちは遠慮なくやってしまう。
なぜかって?それを1つの楽しみ方にしているからだ。
隣で振りコピされるとたまったもんじゃない、と思う人がいるだろうから先に謝っておく。
申し訳ない、が辞められないんだ
今回は評価の分かれる振りコピについて少し考えを述べたい。
どんな心境で、どんなことに気遣っているか、そんな目線で読んでほしい。

振りコピは迷惑行為か

はっきり言って、する人によると思う。
近頃では咲きクラ、家虎などは厄介行為として場所によってはレギュレーションに追加され出したほどだが、4年前はほとんどなかった。
叫ぶ系のそれらと並行するように、オタ芸というのも流行りだした。2ステップやナマステスネーク、アストロドライブなどは耳にした事はあるが、実際に打ったことはない。
でもあれは、本当に広い場所を必要とするので当然座席の列の中ではできない。
それらに対して、振りコピはかなり歴史が長いように思う。
先人たちが培ってきた周りへの気遣いは静かに受け継がれているんじゃないかとも。

振りコピの際に気をつけていること

自分は振りコピする時にはもちろんのことだが、自分の範囲を出ない。
通路席の場合は半歩外に出て島中にゆとりを作るようにしている。
近頃は島中の席になることが多く、残念ながら余裕を作る側にはなれていないが。
そして大事な事がもう一つある。
当たったら素直に即謝る事だ。

謝れない奴に振りコピを始めジャンプすらしてほしくないと思う。

振りコピはどうやって覚えるのか

正直な話、自分はちゃんと覚えてない。
知り合いはライブ映像をめちゃくちゃ研究していたりする、ここも人それぞれだろう。
ちなみにダンスの基礎さえやっていれば大体それなりに見たまま即興でコピーできる。
しかし、何も見本がない時には出来ないので、ADVENTURE徳島公演の際、開場前に会場前でFM眉山の番組で水樹奈々特集をやっていたのだが、ブース前で振りコピ勢が揃って踊っていた、そんな集団に参加して踊るのは無理だ。
やはり覚えてる人は控えめに言って頭おかしい(褒め言葉)

さて、前回に比べてかなり短い。
スマホで書いてるので当然である。

振りコピについて思うところを記してみたが、所詮オタクの自己主張になってしまった。
ともかく、振りコピはオタクの楽しみ方の一種であって、ちゃんと周りへの気配り、礼儀がなっていれば全然構わないと思う。
昔振り付け動画を公式が出していた時期もあったくらいだし、最近だとAngel Blossomがまさに良い例だがあぁいった一体感はペンライトの振りやタオル、シャッスコールと同列に揃うと気持ちのいいものである。

よければ是非、先ほど述べた気配りを忘れずに、振りコピをやってみて欲しい。
新たな扉が開けるかもしれない。

2019.02.13

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