日本におけるクラフトラムの幕開け
こんにちは、ラム酒友の会の三上です。
2022年4月23日(土)に、ラオスでラム酒を製造している日本人の井上育三氏が日本に帰国されているとのことで、ランチパーティを開催しました。
日本でも今年クラフトラムの蒸留所が3つも稼働する予定となっておりますが、それらの蒸留所の代表者の方々もお集まりいただき、ラム熱と愛のこもった盛大な会となりました。
冒頭はラオディ井上氏の挨拶に始まります。
皆真剣に耳を傾けます。
ラオスで作られる無農薬ラムのラオディとは ↓
そして乾杯。ラオディ公式アンバサダーの稲子きよみ氏に乾杯の挨拶を頂きました。ラオス語での乾杯は覚えてはいないものの、タム(ぶつける)チョーク(グラス)だったような気がします。。。
次に井上氏との写真撮影(自然な流れでそうなりました)
各蒸留所の皆さまにもご挨拶を頂きました。
まず千葉房総のペナシュール房総から、青木大成氏。
千葉のビジコン優勝(2021年)をはじめとし、ガンガン勢いをつけている青木さんですが、日々、農業からラム酒づくりまで様々なご苦労をなさっているようです。苦労人の方はやはり、話すときにはこの手がろくろ状態にどうしてもなってしまうのでしょうか。(笑)青木さんのサトウキビ農業からラム製造までの奮闘記については、以下のインスタページで見ることができます。
次に、愛媛県内子にある、天神村醸造所の亀岡晶子氏。
この日は愛媛からなんと日帰りでご出張頂きました。
亀岡さんのご実家は日本酒の酒蔵をされているようなのですが、酒蔵の強みが熟成にあったそうです。また、ウィスキーは原材料が海外ですから、そこに違和感を持った亀岡さんはご自身でメイドイン愛媛のサトウキビを使ってラム酒を作るということを決意されたそうです。
亀岡さんの記事についてはこちらを参照ください。素敵な夢をお持ちです。
https://www.orbis.co.jp/archives/detail/1454/
そして、香川からは、美馬産業の美馬宏行氏。
皆さんもお聞きになったことがあるかと思いますが、香川県の特産品である和三盆の糖蜜を使ったラム酒の製造を進めていらっしゃいます。
オランダ製「istill」の蒸留器や、缶充填設備など様々な設備導入も進めていらっしゃいますし、体験型蒸留所として、香川にいらっしゃった方にも様々な楽しみ方や繋がりを生み出されようとしています。その為にクラウドファンディングにも挑戦されていますので、少しでもご支援、またはSNSなどでのシェアにご協力いただければ幸いです。
また、少し異色ですが、今回金沢からジンの製造をされている中川氏にもご参加いただきました。
中川氏はラム酒友の会長谷川の大学時代の同級生のようですが、もともとクラフトビールなどを手掛けていたそうです。現在は金沢でジンの製造開始をこの5~6月に予定していらっしゃいますが、今回のイベントを通じてラムにも興味を持っていただけたようで、いつかAlembic Distilleryでもラムづくりが始まるかもしれませんね。
Alembic Distilleryのインスタはこちら
また、今回は異業種コラボ!とのことでクラフトコーラ会のプリンスである、伊良コーラのコーラ小林さんにもご参加いただきました。
参加者の皆さんは、ラム×伊良コーラとの組み合わせを楽しんでいました。個性の強い伊良コーラを受け止めてくれるラムとはどういうものか、この点はこれからも研究を進めていきたいところです。夏には伊良コーラさんと全国のBarでイベントを企画していますのでこちらも楽しみにお待ちください。
最後に井上さんから改めてお話をいただきましたが、印象に残っているのは「(やはり)海外を目指そうと、恥をかいてもいいんだ」と、激励の言葉を頂きました。
そして最後に、参加者全員での集合写真を撮影しました。
生産者の方だけでなく、酒屋さん、バーテンダーさん、そしてラム酒の愛好家の皆さまにお集まりいただき、ラムへの熱量と愛のこもった、大変充実した会になりました。
次はみんなでラオディの蒸留所や、国内クラフトラム蒸留所を訪問を計画していますので、ぜひ引き続き、日本のラムシーンを盛り上げていけたらと思います。
2015年に長谷川と二人ではじめたFacebookラム酒友の会も、この4月でなんと3000名を超えました。
日本でブームを起こしていくためには10000名を次のマイルストンとして目指していきたいと思いますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い致します。
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