ラム酒とチョコレート その2
今回は2020年に東京日本橋の松坂屋で行われたイベントを紹介します。
日本ラム協会理事であり、東京西麻布のラムBar店主の多東知恵氏と前回同様チョコレートアドバイザー斎藤奈津子氏のコラボイベント。
今回紹介された組み合わせは以下。
絶妙なチョイス❗
一つ目はイギリス系ラムのアップルトン12年とワイルドフラワー入りのチョコレート。ただでさえうまいアップルトン12年にお花の香りが組合わさり、新たな次元へ。
2つめは、ラムの聖地と言われる、カリブ海のフランス領マルティニーク島のデパズVSOPとホワイトレモンチョコレート。この組み合わせが最高というか、やはりフランス系の香りが良いものと、洗練されたチョコレートがうまく組合わさると、五感をものすごく刺激され幸せな気分になります。それがたまらなくいい。そして、このレモンチョコレートはまた入手したいw。自分で店やるならこの組み合わせを提供したいなあと。
3つめは、スペイン系の王道であり、日本でもおなじみのロンサカパ23年とオレンジチョコレートの組み合わせ。ラム酒を飲んだことのない人には、私が最初にお奨めしがちなラム酒である。ロンサカパ23年はオレンジと相性が良い為、見事なマリアージュだし、どこにでも売ってるオレンジピールのチョコとかとも相性は抜群。
最後は、ホワイトラムのビエールとカカオニブチョコの組み合わせ。度数は高いもののホワイトラムのなかでも間違いなく3本の指に入るマルティニークの聖なるラム酒である。また、多東氏と言えばこのビエールのイメージが強く、多東さんらしい組み合わせでもある。
明らかにうまいだろうと予想できる組み合わせもあるし、予想を越えてきた組み合わせもあり、実にこの企画は面白いと思いました。
ラム酒自体、非常に種類は多いものの、まずはスタンダードで手に入りやすいものの組み合わせで驚くような組み合わせが生まれると良いなと思います。