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「地域のコミュニティ」って何?

まちづくり「いろは」の「い」

まちづくりの仕事をやっていると必ず出てくる言葉「地域活動」「地域コミュニティ」。昔は地域でつながることに何の疑問も感じませんでしたが、今はなぜ「地域活動」をするのか、「地域コミュニティ」を作る必要があるのかと理由を考えないといけない時代になりましたよね!

昔の「地域」のつながり

「地域活動」「地域コミュニティ」は地縁や血縁のつながりを行政が決めた枠組みで町会を結成し、「地域コミュニティ」を結成していた。価値が違う者同士が意見を出し合うので、意思決定の手続きのスピードが遅く、保守的になる。これが今の町会の会長達の「地域活動」「地域コミュニティ」である。

今の「地域」のつながり

若い人たちは、町会のような区切り方ではなく、地域にある学校のPTAや青少年指導員など組織ごとに集まっており「目的やテーマ」が町会組織に比べてはっきりしている。課題突破のの破壊力とスピード感がある反面、同じ町内だからという理由で高齢者が中心の組織と話し合いの場にでる必要はないと感じる人も多い。この2つの異なる性質の集団が一つの場で話をし、前に進む議論をするということは極めて困難だと思う。

今日はこれくらいに


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平井裕三/Yuzo Hirai
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