鳥取での日々、やっぱり考えちゃうね。
どうもこんにちは(こんばんは)とむです。
東京でビジネスコンサルタントに転職して、鳥取から逃げてきて課題が山積の状態でしたが、この転職でいろいろな課題を一気に解決することができて、やっと生活が落ち着いてきたこの頃です。
先月は、月間の売上目標を達成し、毎月行う会社の締め会で表彰していただきました。コンサルタントの仕事は自分に適性がありそうと感じているため、今はこの仕事に専念して、新しいキャリアを築いていきたいと思っています。
それでも、前職のマクドナルドをやめたくてやめたわけではないので、どうしても鳥取のマクドナルドのことを考えてしまいます。
大変ではあったけど、難しくはなかった。
鳥取でのマクドナルド取締役としての仕事は、
とにかく・・・
①元妻の親がフランチャイズ経営している会社だったので何やっても婿差別されて待遇が最悪だった。
→どれだけ結果出しても給料は店長のなかでずっと最低。自分の給料は上がらず元妻(娘)の給料が上がる。経理でそれを仕訳してる元妻も「それで当然」という姿勢。
②本社から派遣されてくるビジネスコンサルタントのパワハラがエグかった。
→毎回接待しなきゃいけないうえに酒が入ればお前はバカだ家族もバカだと暴言吐きまくり、そしてこっちは吐くまで飲まされ、挙句は立てなくなるまでコンサルタントが呑んでホテルまで担いでいく、という月次ルーティン。
この2点が辛かっただけで、
それ以外は至って楽しくやれていました。やりがいも感じていたし、結果も面白いくらい出て、何より取締役になってから5年かけて全店舗回って築き上げた従業員・チームが本当に最高だった。
この仲間となら!鳥取の歴史を塗り替えられると本気で思っていました。
最高の仲間たち。
どう最高だったかと言うと「みんな違ってみんないい」を体現する組織として成立していた点です。
個性豊かな人たちが、それこそ本来は気が合わない人同士でも、マクドナルドで重要なスコアのいずれかに貢献しているタレントしかいなかったので、お互いを認め合っていました。
最高の組織だったと思います。
だけど…。
上流にいる人たち。社長や本社の人間は必ず鳥取の人たちをバカにします。優秀な人がいない(いるし、いないなら育てればいいし)、ああいう奴はダメ(あの子のいいとこはそこじゃないし)、あんなのダメ(いうてそんな都合のいい人取れるエリアじゃ事実ないし)、会社の規定上ダメ(はいはい…)…
社長は大卒で藤田田全盛期のマクドナルド初期に入社していい時代を経験して独立した人です。
本社から派遣されるコンサルタントは関西エリアで成功した人たちです。
鳥取の人たちがバカに見えるのでしょうね。
本社の人は鳥取の人をバカにして帰っていくのが仕事なのか?というくらい本当に鳥取の人の悪口しか言いませんでしたし、社長一家は毎晩従業員の悪口大会を開催し、私が店長勉強会をやっていた時、社長から「教えても無駄。そんなもんわかる奴らじゃない。」とキッパリ。
これ辞める2ヶ月前くらいの会話で「もう無理、」と思った瞬間でした。
そもそも多様性を受け入れたり、人を真剣に育てる姿勢が低い人が上にいると、当然ながらそれ以上の努力や仕組み作りをその組織ではさせてもらえません。
だからこそ必死に頑張って事業承継の権利を獲得したのに、8年経ってから当初の約束を反故にし、今度は「やっぱり会社は娘に継がせたい」でしたから、何をしても無碍にされ続けて、本当に疲れちゃいました。
私が鳥取に移住するとき、うちの両親には「長女には継がせない」「とむを後継者として育てる」とハッキリとそう話して、私を鳥取に誘致したんですけどね…。
自分以外に鳥取でマクドナルドやれる人って、いるのかな?
流石に自意識過剰発言なのは自覚しますが、正直今鳥取の経営は色々うまくいっていないそうなので…自分がいたらなー、あんなことやこんなことができるのになー、と、ついついタラレバしてしまいます。
自意識過剰ですけどね。わかってますって。
自分の人生に集中。
先日36歳になりました。
今の会社の所属部署(30人くらい)で最年長です。お爺ちゃんみたいなポジションやってます。
若い人は、すごいですね、、マックでもそう思ってましたけど、若い人がすごいです。年寄りはねぇ、、当たり前だけど、自分含めてもう、そんなに凄くないですよ。やっぱり若い人たちの方がすごいに決まってます。
若いもんに負けないようにがんばる!とか、微塵も思っていません。負けたらちゃんと席を譲り、若い世代から学べる人でありたい。
自分が経験したような、歪んだ年長プライドで若い芽を潰すようなことは死んでもしたくない。ていうか、できない、ですね、私には。
ただ、自分には負けたくない、です。
こんな人生選んでますから、キツいし、辛いことが多いですが、他人は他人。自分は自分。
自分の人生に集中して、
36の歳も生き抜こうと思います。
ここまで読んでくださった方々は神様です。
今後ともトム頑張ってまいりますので引き続きどうぞよろしくお願い致します。