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私の仕事をする上で大事にしているミッション・ビジョン・5つのバリューをまとめてみました

現在は5人のメンバー(正社員3名、パート2名)のマネジメントをする部署(人事、総務、広報を管轄)の責任者をしています。

これまでにいくつかの会社で部署マネジメントを担当してきましたが、毎回ミッション、ビジョン、バリューを定期的に話をしてきました。

もちろん会社の状況、部署を取り巻く状況に合わせて少しずつ変えているのですが、割と不変な部分があるな、と思ったので、自分の頭の整理のためにもnoteにまとめておくことにしました。

私のミッション:人が最大限の力を発揮できる組織づくり・社会システムづくりをする

これは大学3年の時から不変で、私が仕事をする目的、成し遂げたい使命になっています。

大学4年間、ディズニーランドでキャストをしていて、元々は人とコミュニケーションを取ることが苦手だった私が、キャストで「演じる」ことで非日常の自分を出すことができていました。4年が経った頃に、日常の私が「キャスト」になっていて、人と話をすることが得意になっていました。

たった4年でも人はここまで変わることができる。人には無限の可能性がある。人が集まる組織には社会を変える無限の可能性がある。

その時から今に至るまで17年間、ずっと変わらない思いを持ち続けていて、私が経営資源の中の「人」にこだわる理由、「人の人生に向き合って、寄り添って、解け合う」ことにこだわる理由は、このミッションへの思いがあるからこそです。

私のビジョン:働きやすい会社、働きがいのある会社の実現

私のミッションを実現するためのプロセスとして、この「働きやすい会社、働きがいのある会社」の実現をビジョンとして掲げています。

人が心理的に安全、安心して働ける環境、組織、人間関係がないと、そもそも力を最大限に発揮することなんてできません。後ろから刺されない環境であること、目にするもの、使っているもの、身を置く場所が快適であることは働きやすさを体現する上では必要になります。

組織の中ではこうした領域を管轄するのが「総務」になると考えています。物を用意すること、ではなく、「働きやすさを実現する」ために何ができるか、総務領域から常にそう考えて様々な施策を行っています。

そうした「働きやすさ」への挑戦と思いを、メッセージに込めて社内外へ伝えるのが「広報」の役割だと思っています。社内には誇りや自信を、社外には応援と憧れを持ってもらえるようになるのでは、と考えています。

こうした発信を続けていくと、「この会社の考え方、世界観がいいな」と思ってくれる人が徐々に増えてきて、応募して下さる方が増えていきます。その一人一人の人生に人事が向き合って、寄り添って、解け合うことで、相手の心を動かして、自分事として考えてくれるようになり、「やりがい」を感じて仕事をしてくれるようになります。

日頃から「人事、総務、広報は一つのマインド、一つのメッセージ、一つの組織で動いた方がいい」と発信しているのは、こうした考えからになります。

私の5つのバリュー(行動する上で大事にしていること)

上記したミッション、ビジョンを実現する上で、それを組織の力、チームで実現するために大事にしている「5つのバリュー」があるので紹介します。

①接点に命を懸ける(すべての点はつながっている)

一本の電話、一本のメール、一回の面談、一回の来客対応、一回のMTG、一回の社員からの相談など。人と接する機会は一日で何度もあります。一つ一つは「取るに足らない」小さな点です。

小さな点だから、と、適当に対応する人がいます。で、、、次第にその人の周りに人が寄り付かない「孤高の存在」になっていきます。

なぜか?

一つ一つの点は自分にとっては「小さな」点でも、相手にとってはその一回、一本が「すべて」なのです。その点の対応次第で印象は決まります。それを取り返すことはできません。

チームでやるなら、一人一人のたくさんの「点」が、チームの印象すべてに影響します。

②チームで戦うためにやりすぎなぐらいのコミュニケーションをする(家族だって言わないと分からない)

何年も一緒に暮らしている家族ですら「言わないと分からないよ」というシーンを何度も経験していることと思います。

なのに会社では「言わなくても分かるはず」と思っている人が多くいることにいつも驚いています。

家族でも友達でもない職場の相手であれば、ちょっとやりすぎかもな、と自分で思うぐらいにコミュニケーションをして、やっと「普通」のレベルで認識が合うのだと思います。

③全体像を俯瞰して捉えて、目標と現在地を確認する

今日、今の数字ばかり見ていても、目標とその時の状態を見ておかないと、今の状態が「いいのか」悪いのかは判断できません。

一方で目標だけ見ても、腹落ち感がない時もあります。目標は全体像から出てきているので、現在地を確認するなら目標を確認して、目標を確認するなら全体像を俯瞰して見て状況を捉えるようにしないと、目標も現在地も全然違うところにいるかもしれません。

④目標と現在地は数値で判断する。「いい感じ」という主観は意味がない。

「今の状況はどう?」と聞くと「いい感じです!」と元気良く返答が返ってくる。で、話の中で個別の状況ばかり出てきて、具体的な数字が出てこない時は要注意です。

目標と現在地は数値で出して、いいのか、悪いのかを判断しないと分かりません。私の「いい感じ」と相手の「いい感じ」が全然違うことを示していることもよくあります。

⑤ネガティブはポジティブの10倍の力を持っていることを理解する

組織を早く変えたいだけなら「ネガティブの力」を使うといい。簡単にまとまるし、一体感を持たせることができる。

ただし本当に一瞬だけかもしれない。

「ネガティブの力」は強くて、誰にもコントロールすることはできない。徐々にチームを壊し、組織を壊していく。

最初は小さな点にしか見えないネガティブの要素は、すぐに増殖してあっという間にその場、その組織、その環境を支配する。

一方で「ポジティブの力」は本当に弱い。浸透力も弱い。なかなか続かないし、すぐに倒されそうになる。

ただしポジティブの力はコントロールすることができる。徐々にチームを創り、組織を創り上げる力になっていく。

チームや組織を「ポジティブの力」で満たしたいと思うなら、10倍の力を込めて動く覚悟が必要になる。すぐ近くにいつでも「ネガティブの力」があり、やられてしまうから。

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