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ADHDの子の育て方のコツがわかる本【レビュー】

ADHD は怠けてるわけでもなく
頑張れば治るものでもなく
周囲のサポートが必要な事
その子の良さを伸ばして強みにしていこうという事
怒りすぎてその子の良さが無くなるどころか二次障害にもなり得る事

普段「できないこと」ばかりに目をやり
本人を見ていない (ように私が感じていた) 夫に

これらのことを知ってほしい、
理解してほしいと思って購入した本。



全ページにおいてイラストが多く、その事例 (状況)を頭の中で想像しやすいなと思いました。

人のタイプにもよると思いますが、
私は「頭の中で映像で想像できる」というところが重要で、頭にインプットされやすいです。

文字数もさほど多くないので、読書が苦手な人にも読みやすい部類ではないかと思います。

*本文より*
「厳しく怒れば状態を悪化させる」
     ↓
「その子なりを否定することで、傷つき消極的になっていく」

これはまさに我が家がそのまま当てはまる!
もっと大きな文字で、もっとインパクトあるように書いてほしい!

と憤りながら読んだ部分です。

この本は、
ADHDにおける症状に一番困っているのは
他の誰でもない本人だという事を、繰り返し書いていただいており

「周りもおおらかになればうまくいく」
まさに、その通りだと思いました。

あとは、年齢に関係なくフォローが必要という箇所と、立ち歩きに関しての記載が我が家にとって有り難く(食事中や勉強中の立ち歩き、いつも夫が厳しく注意するので)
夫に「特にここ読んでほしい」とお願いしました。

立ち歩かないよう注意すると、そちらに集中するので
その結果、目の前の食事や勉強に集中できなくなる。

これは目から鱗でした!
夫にとってもハッとする気付きだったようで、この本を見てから注意の回数が激減しました。


この本は
ADHD に対して知識がない祖父や祖母に読んでもらうのもいいかなと思います。
やはり周りの理解が大事。

「必要なのは訓練ではなく、理解とサポートによる成功体験です。」

理解とサポートの手が多いほど、
子ども達は自然に成功体験を積んでいけると思います。

「重要なのは、大人になったとき自信を失っていない事」とあるように
必要なフォローをしながら(過剰なフォローにならないように)
おおらかに、子育てしていきたいと思いました。

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