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松田祐輔(ピアノ)
2021年2月1日 20:35
臨時記号による♯や♮を使って苦しみの音を表現している。イエスの苦しみを歌う、受難カンタータのような性格を持ち、最後はチェンバロ最高音のc音を減七の不協和音と共に響かせた後、ピカルディ終止(短調の曲が長調の和音で終わること)により、この上ない安らぎを感じさせる。一つの主題と、変化し続ける対旋律この曲の主題は冒頭の以下の旋律です。対して対旋律は左手のこの部分です。青色で塗った箇所の中でも赤