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講演5:情報共有に関する法的論点の切り口
講演5:情報共有に関する法的論点の切り口
名古屋地方裁判所・判事 西尾 太一 氏
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「データ法」の話が「ややこしく」なる背景から、インシデント対応について平時から慎重に検討すべき状況について、お話しいただきました。
個人情報保護法を含めたデータ法領域は、法律そのものが難しい上に、固定的な事実関係に法律をあてはめていく従来の法律家の考え方にはなじみにくく、また人権論とビジネスマターが交錯するなかで、さまざまな考慮が必要になり、多様な論点も複雑になっています。
また情報漏えい時には、迅速な情報周知とともに、取引先のコントロールや事後的な責任追及なども考慮した慎重な対応が求められるなど、難しい対応が必要になります。
最終的には、これらを考慮し、平時から対応を検討していくことの必要性を指摘されました。
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