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講演5:EUデータ・AI法制の展開とわが国の対応 #yuzawaws

講演5:EUデータ・AI法制の展開とわが国の対応
一橋大学大学院 生貝 直人 氏

デジタル法制を次の3つのパラダイム、「プラットフォーム規制」、「AI規制」、「データ規制」の観点から、EUを始めとする海外の法制を紹介していただき、それぞれのパラダイムに対する、日本の法制へのあり方について公演頂きました。

GDPRが象徴的な例として上げられるように、欧米で定められた制度が日本の法制にも影響を及ぼすようになっており、これら3つの事柄についても、まさに現在進行形で日本法制へ顕著な影響を及ぼしているとのことです。

一例として、プラットホーム規制では、EU「デジタルサービス法」が従来は事後対応的な責務が課されていたサービス事業者に対して、事前対応的な責務が要求されるようになっているとの説明があり、日本でも今年、「プロバイダ責任制限法」が「情報流通プラットホーム対処法」に改正されたことの報告がありました。

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