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車座会議2024

2024年度の車座会議は、2会場にわかれての開催となりました。
例によって車座はチャタムハウスルールでの開催となっているため、スポンサーセッションの車座3、4をのぞいて写真掲載、記事紹介はなしとなります。

本会議会場のNASPAニューオータニでの開催は以下の5つ

車座1:「警視庁とアレ」
辻 伸弘氏、根岸 征史氏、piyokango(ぴよかんご)氏
警視庁1号氏、警視庁2号氏

車座2:「ランサムウェア攻撃の脅威にどう備えるか」
櫻澤 健一氏、松ヶ谷 新吾氏

車座3:「SBOMを語ろう ~次世代ソフトウェアの鍵:SBOMの重要性と活用法~」
藤原 洋平氏、平山 昌弘氏、神田 亮氏

車座3では、セキュリティ業界でも昨今取り上げられることが多くなってきた、SBOMについて語らう場を開催しました。今秋にリリースいたしましたSaaS型SBOM管理ツール「SBOM.JP」 http://sbom.jp/ が品質保証という視点からリリースに至った背景が紹介されました。その後は車座特有のリラックスした雰囲気の中で、SBOMについて興味、また実務で関わっている参加者の皆様と同じ志を持つ仲間として、知識や親交を広げられるような場となりました。座長からは、「この車座をきっかけにSBOMやソフトウェア開発・脆弱性検証に対して新たな発見、興味を持っていただけれはうれしい」とのことでした。

車座4:「OSINTの活用で脅威リスクを察知できるのか? ー国内外事例から考えようー」
菅野 力斗氏

様々な組織、企業を取り巻く内部および外部の脅威リスクへ対処するにあたり、既にリスクマネジメントプロセスが整備されて適切に運用されているかと思います。車座4では、今日のVUCA時代において、内外の脅威リスクも多様化しており、従来のリスクマネジメント手法に加えて新たな取り組みとしてOSINT (オープンソースインテリジェンス)をどのように活用できるのかを検討しました。また、海外、国内の脅威リスクの事例からOSINTを活用してどのように脅威リスクを察知できるのか、脅威リスクへの対応策としてOSINTを活用するにあたり、利点や課題などについても議論しました。

車座5:「はなだ J( ‘ー`)しとたかしと隣のおじさんが語る『SNSと犯罪』〜オンカジ・詐欺を含めた進化系サイバー犯罪のあれこれ〜」
松本 隆氏、隣のおじさん氏、花田 経子氏


2会場目の湯沢東映ホテルでは以下の2つが開催されました

車座6:「フィッシングハンターも越後湯沢で休まナイト 〜今年は新規パネラーもいるよの巻〜」
にゃん☆たく氏、KesagataMe氏、大角 祐介氏
サイバー侍KAZUMI氏、つぼっく氏
車座7:「この20年で失われ始めた知識、今後のセキュリティに本当に必要なものは何か」
上原 哲太郎氏、猪俣 敦夫氏

近年の車座開催に関しては、いつものように全車座をうろうろすることは叶わない状況であったり、特に今回の車座1に関してはメイン会場の鳳凰で開催したため、車座というよりはパネル講演形式に近く参加者参加型が難しい会場ではあったものの、webによるアンケート形式での質問受付にすることで質問をしやすくしたりといった工夫を座長が行っていただいた事もあり、多少参加者参加型に近づけた運営ではあったかと思います
他の車座に関しては見渡せる範囲の部屋で開催されたため、椅子着席形式ではありましたが、濃密な時間をお過ごしいただけたかと思います。

今後も車座はいままでの良さを失わないように、会場の制限を受けながらも引き続き参加者参加型のコミュニケーションをとっていけるよう運営していきたいと思っております
来年もよろしくお願いいたします。

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