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ナイトセッション2:次世代低軌道通信衛星群 Starlink の最新動向と今後の展望 #yuzawaws

ナイトセッション2:次世代低軌道通信衛星群 Starlink の最新動向と今後の展望
KDDI 株式会社 浪岡智朗氏

1960年代からKDDIが取り組んできた従来の衛星通信事業は、陸上の光ケーブル等に依存しないことから災害通信等でも活躍してきた。
Starlinkは、静止衛星と比べて飛行高度が低いことから、遅延の少ない大容量の通信を実現、衛星の打ち上げコストにおいても、打ち上げ技術の革新により低コストで実現することが可能となっている。そのため従来の衛星通信を使用したサービスと比較して圧倒的に高速・低遅延を実現したサービスを提供することが可能となっている。
周波数利用に関しても、繰り返し利用による大容量通信が実現し、低軌道による通信遅延も、最小限に抑えることに成功した。
Starlinkの活用の形態としては、基地局のバックホールや、直接利用、携帯電話による利用に活用が可能である。新たなサービス利用としては、マリタイムという海上での利用に特化したサービスも新たに始めることで、利用形態の拡張に勤めている。
また、近いうち来年度には、携帯電話から直接利用できるようなサービス提供も予定しており、活用の幅が拡がる予定であり、今後のサービス展開に期待していただきたい。

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