【インターン】みかんの国から、湯沢町へ。②
こんにちは!
湯沢町地域おこし協力隊インターンとして4月から活動している池内です。
前回、自己紹介として湯沢町に来た経緯やギャップについてお話ししました。
今回からは、具体的な活動内容についてご紹介します。
(1)関係人口・移住促進
大きく分けると、以下の2つ(+α)のことに取り組んでいます。
①移住スカウトサービス「SMOUT」を使ったスカウト業務
こちらは、私の受け入れ先である「きら星株式会社」の業務です。
きら星株式会社は「地方で暮らす人を増やし、消滅可能性都市をなくす」ことを目指して、移住支援を中心とした地方暮らしのプロデュース、マッチングを行っている会社です。具体的には、移住希望者との面談や仕事の紹介、地域おこし協力隊のサポートなどをおこなっています。
その中で私にまず任されたのは、移住スカウトサービスSMOUTを使ったスカウト。
スカウトでは、「湯沢町に移住を検討する20~30代」をターゲットに。湯沢町に合致しそうなタイプの人を選び、各人のプロフィールと照らし合わせて興味のありそうな湯沢町の特色やお仕事をご紹介していました。
元々スカウト業務をされていたきら星の社員さんにアドバイスをいただきつつ、1か月ほどの間に、スカウト約60件を送りました。
このスカウト業務で難しかったのは、単身世帯だけではなく子育て世帯もターゲットに含まれていたことです。以前の職場でSMOUTを使用していたときは20代をターゲットにしていましたが、今回は単身移住だけではない分、町唯一の保小中一貫校など、子育て環境も含めてお伝えしました。
着任したばかりの私は町のことを全く知らなかったため、子育てのことやレジャースポットなどを逐一検索しながらスカウトしていました。今思えば、最初にこうした業務から町について自分で勉強したことが、後から町の全体像を把握することに繋がったように思います。
②ADDress「越後湯沢B邸」サブ家守
ADDressとは、近年話題の多拠点型コミュニティサービスのサブスクです。
実は湯沢町に来る前はなんとなく名前を聞いたことがあるぞ、という程度だったので、自分が住む場所がその拠点のひとつだと知ったときは(本当に存在していたんだ!)という気持ちになりました(笑)
シェアハウス生活は以前に2軒経験していましたし、大学時代も2年間寮生活をしていたので共同生活自体にはそれほど抵抗はありませんでした。
ただ、多拠点生活というからにはもっと長期間滞在されるのかと思っていたら、1泊2日や2泊3日の滞在の方が多かったことは意外でした。
(後から知りましたが、ADDressは1拠点につき1泊~最大1週間までとなっているようです)
さて、「家守」ってなんなん?という話なのですが、これはADDressにおける、施設の運営管理者のことです。
場所によって通い形態と住み込み形態とがあり、私はここに住み込んで、シーツの用意や共用部の清掃、ADDress+(会員向けコミュニティサービス)への投稿などをしています。
ADDress+では、観光客の少ないグリーンシーズンの魅力やイベント情報等を発信しています。
私がサブ家守の期間はあと1か月ほどですが、ADDress+への投稿を通して、湯沢町に来たくなるような情報をお届けできればと思います。
湯沢町のこんな情報が知りたい!というものがあれば、ぜひコメントでお知らせください📢
そういえば、家守には他のADDress拠点に無料で泊まれる特典(年間制限あり)があるのですが、数週間前に早速、佐渡D邸にお邪魔してきました。
佐渡D邸は家守さんのご自宅の1室を借りる仕組みで、3匹の猫ちゃんや共用部の本棚に心を癒されました。
家守さんとも交流でき、佐渡にADDress拠点が多いのは市役所からの働きかけがあったことや、日曜日には地域の草刈りを朝5時頃~12時ごろまで行うことなどを知りました。
そういった、住民にしか分からない部分を家守との交流を通じて知られるのは、ADDress制度の大きなメリットだと思います。
新潟県は他県に比べるとADDress拠点の数が多いので、新潟旅行のついでにぜひ「越後湯沢B邸」ものぞいていただけると嬉しいです。
(そしてぜひとも私と色々とおしゃべりしましょう!笑)
+α その他業務
①②の他、こまごまとした以下のようなこともさせていただいています。
皆さん、温泉むすめってご存知でしょうか…?
(私はここに来て初めて知りました)
温泉むすめとは、各地の温泉地をキャラクター化して現地とコラボしているもので、アニメや漫画、ゲームにまで展開しているようです。
私が働くきら星BASEも「越後湯沢かすみ」ちゃんのグッズがあるスポットのひとつで、時々グッズを求めにお客様がいらっしゃいます。
特に、6/12は越後湯沢かすみちゃんの生誕祭だったので、その前後ではひっきりなしにお客様がいらっしゃいました。
中には6000円以上ご購入いただいた方や、別の温泉むすめのスポットにある祭壇に納めるために同じグッズを複数ご購入される方も。
聖地巡礼によるまちづくりの話は色々な漫画・アニメで聞いたことがありますが、「推し」文化の持つ原動力には日々驚かされます…!!
他の取り組みについては、また次回の投稿で!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!