開催レポート-秋の体験プログラム2024(後編)
前回のレポートの続きです!
2日目も私(しもむー)がレポートしていきます!
>2日目スタート&朝食
朝合流すると宿泊した中学生と大人組が朝ごはんを食べながら、昨日星を見た話などをしていました。
中学生は昨日よりリラックスした様子!少しずつ慣れてきたかな?
朝ごはんを食べ終えた頃に高校生を乗せたバスが宿泊施設に到着しました。皆でバスに乗り込み遊佐にある「胴腹の滝」という滝を見に行きました。
私も来たことがありますが、来るたびに「マイナスイオン!」って言いたくなる滝です。この滝の説明を大学生(遊佐高校卒業生)のあんどぅーがしてくれました。
自然のスポットが沢山あるのも遊佐の魅力ですね!
>カフェ翠で記念撮影
その後「翠 sui」というカフェに移動しました。鳥海山が見える、ロケーション抜群のカフェです。カフェの裏には川やベンチがあって癒されました。
>芋煮会
お腹が空いてきたので次はお昼ご飯!
今回はおでこBASEという場所(https://www.instagram.com/odeco_base/)
で芋煮を作ります。芋煮は山形に伝わる郷土料理です。しかし山形の中でも地区によって醤油ベースで作るか、みそベースで作るかが違うようです。
今回は両方作ります!班に分かれて作業開始!
大量の芋煮と大量のおにぎりを外で食べました。
中学生の2人は高校生たちとすっかり打ち解けた様子!
どちらも美味しかったけれど、私は味噌派でした。また食べたい!
>お別れ
みんなで輪になって2日間の感想を一人一言ずつ言いました。中学生の2人も最初と比べたら、びっくりするくらい遊佐になじんでいる様子でした。
「中学生が遊佐に来てくれたおかげでこういう素敵なキャンプが生まれた」という言葉もあり、その通りだなと思いました。
中学生が来年遊佐高校に来てくれるかは分からないけれど、2日間共に過ごせたこの時間がとっても貴重でした。また遊佐に遊びに来てね~!!
>しもむー個人的な感想
遊佐に来てから初めての体験プログラムでした。
今回の体験プログラムで感じたことは
①「遊佐高校地域みらい留学生の歴史」
②「大人こそ遊ぶ!」
です。
>①について
今回キャンプの内容を考えて進行をしたのは、大人ではなく、遊佐高校地域みらい留学1期生、現在大学生の2人です。
5年前は遊佐高校に入学を検討する中学生だった2人がキャンプを主催する側になっているという状況に、積み重ねられてきた地域みらい留学生の歴史を感じました。
>②について
私は先生だったこともあり、子供と関わるときは「黒子であろう」という意識があります。主役は子供で、自分は子供たちを「見守ろう、見守るべき!」と思っています。しかし、遊佐だと子供と同じかそれ以上に大人が遊んでいます。(海でずぶ濡れになる、滝でずぶ濡れになる、はしゃいで車のカギを無くす・・・などなど)
先生だったら学年主任の先生に怒られちゃいますね。
今回も私は砂浜から子供たちを少し大人びた表情で眺める予定でした。しかし高校生に海に投げ飛ばされた時、自分が考えていた「大人としてこうあるべき!」みたいなものが少し無くなりました。
そもそも
大人が楽しまずに、子供は楽しめない。
大人が遊ばずに、子供は遊べない。
大人が真剣でないのに、子供は真剣になれない。
そんなことを感じました。
このnoteを読んでいる中学生の中で、
「自分の枠をはみだせていないな」
「学校から求められている自分になっている気がする」
と思う子がいたら、遊佐に来たら何かが変わるかも。
気になった人はぜひキャンプに来てください!
(これによって私はキャンプのたびに海に入ることになるのでは・・・)
最後まで読んでくれてありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!ではでは~。