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59.【W杯】オフサイド感知新システム導入

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!

栗原です。

毎晩W杯が行われており、寝不足が続いているところではないでしょうか。

試合中、審判がこのようなシグナルをしているのを見ていないでしょうか。
これはVARに確認している




VARとはビデオアシスタントレフェリーの略称です。
別の場所で映像を見ながらフィールドの審判員をサポートする審判員のことです。


VARは前回大会のロシアワールドカップでも導入されました。

主審が確認できなかった行為に対してVARが介入します。
主審が確認できなかった行為は、例えば相手選手をプレーとは関係ない場所でけったり打ったりした、また、ペナルティーエリア内で守備側選手がボールを手で扱った(ハンドの反則)というような、主審の位置からは全く見ることができなかった事象です。

こちらを投入してから、見逃すことは大きく減りました。
ゴールかノーゴールか、ファールかノーファールかといった細かいことですが選手にとっては勝敗を分ける大きな出来事なのです。

そして今回新しいシステムが導入されました。
オフサイドを感知する新システム「セミオートメーテッド・オフサイド・テクノロジー」というシステムです。

この「セミオートメーテッド・オフサイド・テクノロジー」は、公式球「アル・リフラ」の中心にチップが埋め込まれており、スタジアム内に設置された12台の高性能カメラが選手1人1人の位置を正確に把握します。これによりAIがオフサイドと判断した場合は、ビデオ・マッチ・オフィシャル(VMO)のいるオペレーションルームへ連絡が入るシステムとなっています。VMOでも状況を確認し、オフサイドであればピッチ上の審判に伝える。AIと人的作業が組み合わさることでの「セミオート(半自動)」。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)には試合を止めるために時間がかかりすぎると批判があり、導入が決まったとのことです。

オフサイドもミリ単位で正確に判断することができます。
肩1センチが出てたとしても、セミオートメーテッド・オフサイド・テクノロジーによってオフサイドと判定される高性能なシステムです。

時間がかかるのが減りましたが、日本対ドイツ戦のアディショナルタイムが7分と表示され、解説の本田圭佑選手も「7分!?」と驚いていました。

正確に判定できるのには時間が少々かかりますが、時間をかけてまで判定を正確にする必要があると思います。それくらい選手の生活も生活も選手生命も掛かっているのだから。
選手が最大限力を発揮できるかつ、正確な判定をしてもらうことが、WINWINな関係になれると思います。


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