52歳の女の“恋もよう”。
今回は、私の“恋愛ごと”について綴ってみようかと思います。オーバーエイジ枠の恋愛ネタなんて誰得?って話ですが笑、聞いてほしい、読んでほしい‥というより、どちらかといえば、私自身の、このモヤモヤした感覚を、自分の言葉で吐き出してみたくなりまして。いい歳して、どうでもいいようなことで絶賛悩み中の私。しょうもない内容になりそうですが、意を決してアウトプットしてみようと思います。興味のある方のみ、どうぞお付き合いくださいませ笑。
私は結婚という形にはあまり向いていなかったようで、25歳から5年間付き合い、その後結婚した元夫とは、夫婦としては16年間の関係で終了しました。もともとは気の合う間柄だったので、夫婦を解散して、ただの親友に戻った‥、という感じてす。離婚して6年。現在は、自由気ままな“シングルライフ”を楽しんでいます。何の足枷もなく、好きなだけ恋愛し放題の身分です。
がしかし、現状、50代ではじめる“恋愛”って一体どうすればいいのかわからず悩んでいます。あまりうまくいかない状態が続いているのですよね笑。自分の実年齢に怖気付いて消極的になっている‥ということではないんです。出会いがないわけでも、ない。ただ、自分がバツイチになって、もう一度、愛だの恋だのでドキドキするような日々が訪れるなんて思ってもみなかったので、その再び訪れた“恋愛チャンス”にどう向き合えばいいのかがわからないのです‥。そして、過去からタイムスリップしてきた人のように、最近の“恋愛スタイル”について行けてない自分もいます。
たとえば、こんなこと。
結婚前、まだ私がうんと若い頃の“恋愛最強のツール”といえば、“電話”でした。電子メールも世に登場していたけれど、お互いが“好き”という気持ちを確認し合うには電話(長話するなら、断然家の電話)が必要不可欠。一日の終わりに、その日あった出来事や他愛もない話をダラダラ喋って、気が付くと2時間とか平気で過ぎてることもザラにありました。「じゃあね、おやすみ‥」と電話を切ると、急にシンとした部屋に一人ぼっち‥。少しだけ切なくなっていたのも懐かしい記憶。顔は見えないけれど、声のトーンでお互いの感情を確認し合う電話でのコミュニケーションが、私は大好きでした。
ところが、今って特別なことがない限り、電話、そんなに使わないですよね。毎日の連絡ツールはほぼ、LINE。便利なツールではあるけれど、リアルな感覚が持てないのが、気に入らないんですよね笑。女同士のLINEのやりとりはテンポよくキャッチボールできるのに、男性とのそれは、まるで業務報告か手紙のやりとりのよう。出会い始めはまだいいのです。高揚感もあって楽しくやりとりできるの。でも、だんだんと“LINE、面倒くさい、、”という重い空気が流れ始めます。言葉の打ち込みだけでは相手の心情が掴めず、テンションがあがらないのです。未読や既読で一喜一憂することも、相手の思いを無駄に探るようで、疲れてしまいます。LINE上の駆け引きとか、、正直よくわからないマニュアルもあるような。
たまに電話で会話することもあって、それはそれで楽しいのですが、電話するにも事前に“アポ取り”が必要だったりします。「今から掛けていい?」みたいなアポをLINEでやりとりする‥笑。それもまた業務的な何かを感じるのです。それ以外にも、相手の多忙具合とか、心身の疲れ具合とか、熟年の恋活は他にも気にすることが多くて、いつもいつも、まだ恋愛の入口くらいのところですでに“もう、いいやー”って気分になってしまうのです。
若い頃と同じように、もっと楽しく恋愛したい。“相手の時間を盗んでいないか”、“相手の気分に水を差さないだろうか”と、常に相手を気にかけてばかりの恋じゃなく、シンプルに普通のドキドキ感が欲しいです。私自身の恋愛偏差値が高ければもっと器用に立ち回れるのかな、ただ相性の問題だけなのかな、そんな要因もあるのかもしれないけれど、、、とにかく、この現代において、新しい恋愛を始めることって難しい!そう感じています。これ、年齢的なこととは関係ないようで、実際、年下の女友だちや後輩に聞いても、今どきの恋活って色々面倒くさいそうです笑。
最近また少し良さげな出会いがありました。先月ご飯を食べに行って、また今月会うかどうか‥。私の仕事次第になりそうなのですが、次に会ったらもう少し関係が進展しそう。会った時を楽しい時間にしたいので、あえてLINEのやりとりを増やさないようにしています。途中で幻滅したくもないですし。余計なノイズは排除して、まずは自分の気持ちと正直に向き合ってゆきたいと思っています。
結婚はもうお腹いっぱい。だけど、私にとって常に“安息の地”でいてくれるような、信頼できるパートナーは欲しいと思っています。そして私もまた、誰かの“安息の地”になりたい。焦らずがっつかず、静かに運命の相手を探し続けます。‥とかいいながら、ジムにいるサッカー・槙野選手似のパーソナルトレーナーについ視線が向かう、ダメモードの私を、神様どうぞお赦しください笑。