52歳の女が“大切にしている言葉”。
「よそはよそ、うちはうち」
「小確幸」
「考え方でどうにでもなる」
「ありがとう」
これ、私が普段から大切にしている大好きな“言葉”です。この言葉たちが私の中にいつもいて、この言葉たちのお陰で、楽しくて面白おかしい毎日をすごせているように感じています。
ということで、今回はこの好きな“言葉”と、その“言葉”がどのように自分に影響しているのか‥ということを綴ってみたいと思います。
私の好きな“言葉”たち4つを深掘りしてみます。
★よそはよそ、うちはうち
聞き分けのない子供にお母さんが言うセリフみたいだけど、これ、すごいパワーワード。何かと比べて落ち込んだり、人を恨んだり妬んだりする気持ちって、単純に隣の芝生が青く見えるだけのことだったりもしますから。思考はみな違うのだから自我の押し付けは良くないよってことも、この言葉から学んでいます。
★小確幸
村上春樹さん語録。「小さいけれど確かな幸せ」という意味の、昔から大好きな言葉です。物質的に恵まれるよりも、日々の何でもない日常から小さな幸せを実感できるほうが何百倍も心地良い‥。そんな私の価値観にぴったりとマッチングする言葉。季節の移ろいを空模様で感じる、嬉しそうにシッポを振りながら散歩している犬をみかけた、、、そんなAwwな心境の時、「これって小確幸だな〜」って感じます。ちなみに、ハルキストではありません笑。
★考え方でどうにでもなる
納得がいかない‥。イライラする‥。社会や他者との関わりの中では、どうしてもネガティブな思考になりがち。悩みが尽きないのは私も然りです。が、これは無理!って感じたら、別の角度からその問題を捉えてみるようにしています。そうすると案外いい答えが見つかったりするんですよね。社会の構造も他者の性格も、私如きに変えることなどできません。だから、自分自身の脳みそを柔らかーく保って、何かあればいつでも発想転換できるようにしています。それでもネガティブの闇から抜け出せないときは、心を許せる人を頼る、、これもまた発想転換の一つとして大事にしているポイントかな。意固地にならない、囚われない、溜め込まない、疲弊しないために、誰かの助けを借りることも大事。あと、最悪それでもキツければ、逃げてもいいとも思っています。生きやすくなるか生きにくくなるか‥、それは考え方次第でどうにでもなること。心の持ちようですね。
★ありがとう
最強の日本語って言ったらこれしかないと。仕事では一日中数え切れないほどこの言葉を使います。反対に、お客様から感謝の言葉を頂くと、とても嬉しくなりモチベーションが上がります。プライベートの人間関係でも、自分がカスタマーの立場になった時も、考えてみたらすごく使ってます、ありがとうって言葉‥。私、飲食店に行ってそこがすごく美味しいお店だった時は、“ありがとう”の言葉とともに「とても美味しかったです」と伝えるようにしているんです。お店の方、すっごく喜んでくれますし、私もその顔を見て嬉しくなるので。感謝の気持ちはナマモノみたいなもの。感じたらすぐ言葉に変えてゆきたい、っていつも思っています。究極の言霊。
私、こう見えて実はなかなか波乱万丈に生きてきました(ひどいことだと事件に巻き込まれたり笑)。辛い出来事をたくさん経験してきましたけど、うまーく乗り越えて今があるのは、この言葉たちが支えとなってくれてるからかもしれません。言葉に助けてもらいながらの、セルフコントロール。誰に教えてもらったわけではないですが、いつの間にかそうやって、どうにかこうにか生きてきて、これからもきっと、どうにかこうにか生きていくのでしょう。大好きな言葉と共に。