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夫婦でやっと実現! プラハ・チェスキークルムロフ旅⑥

6日目最終日 天気良し
永年の夢だったプラハ、チェスキークルムロフ旅行。存分に見て回れたかと言えば、まだまだ行けていないところも多い。それでも私たちの心は満足感が満ちていた。
最終日。気持ち的には一番ゆったりとしていた。
夕方に空港へ着けばOKなので、この日もたっぷりと過ごせる。チェックアウトして荷物を預けて最後のプラハだ。計画時から行きたかった市街北部、川向うにあるレトナー公園へトラムで移動。人もさほど多くなく、子供連れの家族などがゆっくり散歩していた。とてものんびり出来そうな気持のいい高台の公園だ。ブルタヴァ川の北にある街だからなのか、あまり観光客は見かけないところ、という印象で、なんだかそれも良さげだ。
11時に売店が開く。ここでビールを飲みたかった。値段もお手頃なのだが、カップが日本のように紙コップではなく、デポジットを取るプラのカップで、そのデポジットについての説明が聞き取れなくて???
後でカップを返した際にお金が戻ってきて初めて理解したのでした。
英語があまり分からない日本人として少し馬鹿にされたような気がした。英会話力アップを目指すエネルギーになります。

レトナー公園

公園を端まで散策した後に入ったお店の料理もとても美味しかった。そしてなんと爪楊枝が置いてあった!普通に使うのかなあ。

トラムで旧市街へ戻る。そしてまた市街散策。そういえばスメタナホールは前を通っただけだったので、改めて中へ入った。次はコンサートに行こう。
スーパーで土産を物色したり、グッズの店に入ったり、ただただのんびり街を散策。こんなゆったり感がとても心地よい。
プラハの締めとして最後に入ったのは看板に「茶」と書いてあるお茶屋さん。日本茶中国茶を中心にしたお店で、中では茶道具なども売っていた。

スメタナホール
ヴァーツラフ広場にあるお茶屋さん

さあ、いよいよプラハともお別れです。地下鉄とバスを乗り継いでいざ空港へ。
と地下鉄を降りバス停へ行く時に、なんと豪雨! とても傘なんかでは防ぎきれない感じ。しばし待ってバス停へなんとか行けたが、今回の旅は、所々で雨に降られましたねえ。でも予定変更するしかなかった、ということまでは無くて予定はすべてこなせた。私、晴れ女だから、の妻の声が心に響く。

帰りの便もエミレーツ、ドバイ経由羽田空港です。プラハからドバイまでの飛行機がエミレーツ系列のフライドバイ航空の機材で、ちょい小さめの飛行機でした。少しだけ心配な感じもありましたが、問題もなく予定通りドバイ到着。スムーズに乗換出来た。

フライドバイ航空

帰りの最大の問題点は、羽田到着時刻。22時35分着の便だったので、遅延や荷物のピックアップが遅れると、家まで帰る電車に間に合わないかもしれない危険性があった。
荷物は相変わらずなかなか出てこず焦りながら時計とにらめっこ。でも入国審査もあっさりで、最終電車に間に合ってホッ。
日付が変わって帰宅。まあ仮に空港近辺で一泊になっても、この日は仕事を休みにしていたので、身体を元に戻せる余裕も計算してました。

今回のチェコの旅。印象的だったのは、言葉も何も分からないまま出かけた妻の様子が、あまりにも自然体で焦ることもなくのんびり過ごせていたように見えた事。一人で街をスタスタと歩き回るし、頼もしくもあったな。後でそのことを聞いてみると、準備段階でしっかり決め込んでくれていたから、何の心配も不安もなかっよ、と。
僕も妻も、行きたいと思っていたあこがれのプラハ。帰ってきてすぐにまた行きたくなったほど満喫も出来、さらにもっともっとと欲も出る。それがプラハであり、チェスキークルムロフでした。
来年は、今回断念したウィーンを中心にした旅を計画します。春にするか、秋にするか、すでに迷ってます。

6回にわたり書き綴った今回の旅。思い出しながら書き、書きながら思い出しで、書いている時も幸せでした。心の中にどんな思いを残せたか、が旅のだいご味だと思いますが、何度も思い返すことで、頭により定着させることが出来た、そんな感じで一杯です。

長きにわたり読んでくださってありがとうございました。   祐YUZ


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