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働く母のひとりとして思うコト。

みなさま、こんにちは。
人事・広報担当として入社し早1年経過しました。
そう、私は転職組です。

今更ですが、今回の転職を振り返ってみようと思います。

転職の際に最重視した点は
「女性が働きやすい環境かどうか」。
当時、我が子は小学校低学年&高学年。
上の子は中学受験を控えており、全面サポート中でした。
(中学受験と働き方、に関してはまた書こうと思います。)

これまで何人もの優秀な女性が、様々なライフステージでキャリアを諦める場面を、嫌と言うほど見てきました。
(私も1度は諦めたひとりです。)

このことは何よりも会社にとって大損失だと感じてきました。
仕事が好きで愛社精神が高く、スキルもある素晴らしいメンバーを失うこと。
彼女たちに「会社は応えてくれなかった」という気持ちを抱かせてしまったこと。
そういった経験からどこの組織に属しても、おのずと人事として「女性が働きやすい環境を創る」ことに注力するようになっていきました。

人事に限らず、仕事をするうえで大事なものは「想像力」ではないでしょうか?

子どもが居ないから私にはわからない、結婚していないから私にはわからない、私の子どもはもう大きいから小さい時のことはもう忘れた。
わからない、忘れた、でメンバーのSOSを流している上長のなんと多いこと。
「想像してみたら、わかりませんか?」
私は子どもが居るからワーママをサポート出来ているのではありません。
少しだけ想像力に長けていて、共感しやすいだけだと思います。

数社ご縁があった企業様との面接では、家族(子ども)が第一であること、仕事で子どもを犠牲にすることは絶対したくないことを伝えてきました。
ただ、時間内に集中してしっかり結果は出していくことも約束しました。
それでもいいと思って下さった場所に、今居ます。

そして、私がここへ入社して見えてきたもの。
ここは「女性」だけの働きやすさに特化していません。
男女問わず、どんなメンバーにもそれぞれにさまざまな事情があり、悩みはある。
お互いに対等で平等で居る為のルールがそこにはありました。

厳しいながらも広い視野を持てた気がしました。
「働きがい」とは?「やりがい」とは?「エンゲージメント」とは?
ここで私が考え抜くべきテーマであり、次の施策へのポイントだと考えています。

とはいえ、働く母親たちを仲間として支援したい気持ちは変わりません。

ワーママのあなたへ。もし私の職場に来てくださるならば、
○○くんのママでも○○さんの奥様でもない、ひとりのあなたとしてお越しください。
今後の素晴らしい人生計画も含めて、色々お話しできたら嬉しいです。
働き続ける上での大変なことや悩みを共有し、一緒に方法を考えましょう。

やりかたはひとつじゃない。
理解してもらうべき相手はその人じゃない。
あなたから距離を取っていいんです。
そんな労力は子どもとの外遊びにとっておこう。

私自身もまだまだ模索中ですが、私はあなたを応援します。

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