服の買い方でわかった自分の働き方
コロナで在宅ワークになってから
服の選び方も買い方も変わりました。
在宅ワークになって大きく変わったことの中で
一番びっくりした現象でした。
在宅ワークになる前。
関西にすんでいた頃。
服は全部ウィンドウショッピングでした。
大きな商業施設へ行ったり、好きな古着やさんを覗いたり。ぶらぶらと見て周りながら、疲れたらお茶して。
富山にきても、同じように買い物へ。
そしたら、服の選び方が変わっていました。
基本的にオフィスカジュアルな服装がOKな会社なので、いつも適当な服を着て出勤していました。
トップス、ボトムス、靴下、靴。これらの組み合わせを毎日考えての出勤。
自然と服を買う時の基準は、合わせやすいかどうか、そこそこちゃんとして見えるかどうか、そこにこだわっていた気がします。
着心地なんてどうでもいい。
かわいさとは天秤にかけられないのよと思っていました。
でも今回家にこもって、パソコンと向き合っていたら、腕の動かしやすさがどうも気になる…。窮屈な服は落ち着かない。
だから、買い物に行ったとき、腕さばきを試着室で吟味することに。
前も今もやっていることは同じ仕事なのになと思ったのですが、よくよく考えてみるとお茶出しや郵便物の受け取りなどの業務はやらなくなってます。
私の勤める会社は小さな会社なので、お茶出しや郵便物の受け取り、電話番はできる人がやりましょうねという雰囲気です。まだうちの会社では、若い女性の分類に入る私は、他の人と分担しながらも、結構立ったりしゃがんだりして動き回っていたように思います。
在宅ワークになると、それがなくなりました。ほぼほぼ自室の椅子に座っていて、本来の業務に集中できる。それが、服に着心地を求める理由になっていたのだろうと思います。
お茶だしは本来の仕事じゃない!とは言いきれませんが、雑務と分類される業務をやらなくてよくなったら、必然的に集中力が上がり、それ以外のものは排除するようになってました。
それが良いことなのかはわからないけれど。
オフィスにいない私は、お茶出しも電話番もできない。
その代わり、本来の仕事に、より集中して取り組む。
本来の業務だけで成績を残し、存在意義を示さないといけない。
こう書くとシビアな世界に見えるけれど、こちらの方が私の肌には合っているかもと、今は思っています。
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