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【二人目不妊治療】化学流産した時のフライング結果まとめ

前周期の初期胚移植が着床したけど妊娠継続してない化学流産となったりました。
私はいつもフライング検査する派なのですが、おなじくフライング検査した人の結果を検索しまくっていて参考になったので、私も結果をまとめてみようと思います。

フライング検査とは

そもそも、フライング検査って何やねん、という人もいるかもしれません。私の通う木場公園クリニックは、妊娠判定は血液検査で血中のHCGの濃度を測ります。初期胚移植の場合は、判定日は移植日の14日後(4w3d)でした。
ですが、実際には3w5dぐらいになれば、着床していればHCGがそれなりに出ているので実は生理予定日1週間後から使える市販の妊娠検査薬でも反応するようになります。
着床した後妊娠継続できない化学流産にも反応してしまうのがデメリットではありますが、気になるのは人の性ですので、私はいつも無駄に妊娠検査薬を買い込んでフライングしています笑

どの検査薬を使うか

市販の妊娠検査薬で、割と感度がいいと言われているのはドゥーテストだと思います。自分の実感としても、妊娠反応がある時の反応の仕方が早くわかりやすいです。
安いのはマツキヨのプレセルフですが、こちらは反応はゆっくり出てくるのと、蒸発線(妊娠反応がないのに試薬が染み込んでいるところが線になって透けて見える)が出やすいので注意して使う必要がありす。
ただ、第一子を妊娠した時はフライングでもマツキヨの検査薬でしっかり線が出ていたので、マツキヨで線がしっかりしてないのであれば、少なくともその時点でのHCGは高くないと捉えて良いと思います。

あと、注意なのが、体外受精してる人で採卵周期に新鮮胚移植する場合は、フライングが早すぎると採卵の時にLHサージを起こすためのHCG注射に反応してしまう可能性があります。HCG注射はだいたい6日ぐらいで体内から反応が消えるようです。

番外編 排卵検査薬で妊娠検査?

時々、排卵検査薬で妊娠検査をする人がいます。私です笑
LHサージを起こすホルモンとHCGが似ていることから、排卵検査薬がHCGに反応することがあるようです。
私はドゥーテストの排卵検査薬が余っていたので使いましたが、実際に線が出ました。


新鮮胚移植周期でのフライング結果

で、この周期は結果的に判定日(ET14、4w3d)のHCGが9.2でしたので、化学流産という判定になりました。
判定日におけるHCGは100以上は欲しい、と先生は言ってましたので、100が一つのメルクマールの模様です。

では、この周期のフライング検査の結果を見てみましょう。

↓検査薬の写真でます。

ET9のみ排卵検査薬です。
ET11ぐらいまでは順調かなと思ったのですが、その後あまり線が濃くならず、判定日の朝には完全な陰性になってしまいました。。。
第一子(3回目の凍結胚盤胞移植で妊娠)の時は、どんどん線が濃くなっていき、判定日にははマツキヨの妊娠検査薬でも濃い判定線がしっかり見えていましたので、ET12ぐらいで今回はダメかな…とわかりました。

フライング検査のメリットデメリット

フライング検査は、世の中的にはあまり推奨されていないと思います。
妊娠判定をクリニックでするのに、単純にお金の無駄ですし、化学流産に気づいてしまい一喜一憂することになったり、頭の中が不妊治療でいっぱいになってしまったりします。
一方で、ついつい体外受精や顕微授精だと次こそはいけると過度にポジティブな気持ちになり、クリニックで初めて陰性と言われて大きなショックを受けることもあり得ると思います。
私自身は、どうせソワソワしてしまうので、第一子の時からずっとフライングする派です。
12月の移植周期ではまたフライングすることになるだろうと思います。

雑談 女性のキャリアと不妊治療

これはすごく思いのあるテーマなので、時間をとってしっかり書きたいところですが、不妊治療のために転職したり退職したりする人は不妊治療経験者の55%にも及ぶそうです。

治療期間が長くなるにつれ「両立が困難で退職」4

私も第一子の時は不妊治療を始めるにあたり新卒で勤めてきた会社から転職しました。
今でもその時の仕事を誇りに思ってますし、できることならまた同じ仕事をしたいと思いますが、特に体外受精などの高度不妊治療に進むには、相当な働き方の柔軟性が女性の側にないと不可能だと思います。
突然明日来て、明後日来てになりますし、採卵、移植だってこの辺りになると思うけど実際は血液検査と内診で卵胞やホルモンの値を見ないときめられない、というものなので、仕事の調整はものすごく大変です。そしてたいてい不妊治療クリニックは混んでいます。だから、働きながら不妊治療をするには柔軟な勤務形態が認められているか、職場の人に相当な理解がないと難しいでしょう。

でも、なかなか不妊治療をするので、と堂々と宣言するのは正直気が引ける環境にいる人は多いと思います。私も言えませんでした。だって、相手は50代で、リモートワークや残業を減らすなどの働き方改革に興味がなく、全く信用できない上司に生殖医療のようなセンシティブな話をするわけがないですよね。

おそらく同じ理由でキャリアとして大切に育ててきた女性総合職に逃げられているJTCは多いんじゃないかなと思うところです。

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