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大阪杯2021 4.4 考察


いやー、やっとと言うか遂にというか来ましたね、大阪杯!

多少の路線変更馬や回避馬は出たものの、コントレイル、グランアレグリア、サリオスといった強豪馬が参加するこのレース。
今回は上記の3頭に対してトリクラ的考察を述べたいと思います、あくまで個人的主観ですので、生暖かく見守って頂けると幸いです。

では行ってみましょう!

コントレイル

説明不要の無敗の三冠馬。

今回1番不安要素が少なく、3歳→4歳の成長分を踏まえると本命の方が多いのでは無いでしょうか?

フォトパドックではバキバキの体を披露し、坂路調教では自己最高の1番時計をマーク。

今年で最後という事もあり、次走は恐らく宝塚を考えると、矢作先生はしっかり仕上げて来ていると思います!

中山2000で行われる皐月賞で、外を回してあの強さなのでコーナーワーク、操縦性には問題無さそう。

昨年を見ていると休み明けでもしっかり走ってきますし、正直穴という穴が見つからないんですよね笑

唯一不安が有るとすれば馬場の問題かなと思うのですが、今日の馬場を見てると雨が降ったところで、無茶苦茶タフな馬場にはならなさそう。

王道の横綱競馬をこの馬が展開すると適正距離外の菊花賞ですらあの勝負根性なので、中々競り勝つ事は難しいんでは無いでしょうか?

完成度と言う点に関しては4歳初戦とは思えない程の完成度だと思います!

福永騎手のインタビューがインディチャンプの時とは全く別物の様に、自信に満ち溢れていたのもプラス材料かなと。

グランアレグリア

最速女王の名を欲しいままにしてきた彼女が遂に中距離路線に参戦。

不安要素は個人的には外枠と、コーナーワーク。

秋天(東京)なら間違いなく、グリグリの本命。
今までワンターンの競馬を続けてきた彼女が、阪神内回りでラップを上手く刻めるのかが鍵になってくると思います!

しかし、あのハイレベルにいる中でも能力に関してはまだまだ底を見せていないんじゃ無いでしょうか?

距離に関して不安視されてる所も有ると思いますが、逆に1200が合っていないと思います。

これに関してはスプリント戦とマイル戦のポジション見て貰ったら一目瞭然なのですが

スプリント戦→後方
マイル戦→前目好位

恐らく彼女のポテンシャルやからこそ勝ちきれてるだけで、スプリント戦の道中の速さに対応出来てないのでは無いでしょうか?

スプリントを上がりだけで勝ちきってしまうのも化け物なんですけどね笑

距離は1600-2000がベストだと思います。

もちろん鞍上はルメール騎手、アーモンドアイ程の強気コメントは無かったですが、並ばせる間もなく置き去りにする彼女のスピードが前目好位で発揮されると、他馬を寄せ付け無いブッチギリさえあるのではないでしょうか!

サリオス

ここ大阪杯から彼の逆襲劇が始まりそうな予感。

確かに直接対決で、コントレイル、グランアレグリアの後塵を拝し、昨年は1度も両馬に勝てなかったです。

コントレイルさえ居なければ、グランアレグリアと別距離だったらと言われた彼が4歳になりましたね。

そう、ハーツクライ産駒の彼が4歳になったんですよ。

ワクワクしかしませんね!
よくハーツクライ産駒は4歳秋以降に覚醒すると言われていますが(ジャスタウェイ、スワーヴリチャード、リスグラシュー等が代表的)、今週の調教見ると抜群!

苦手としていた手前替えもだいぶスムーズにこなせる様になってきたんじゃないでしょうか?

少し覚醒時期が早まったとするなら、逆転は充分有ると思っています。

大阪杯は大型馬が活躍するレース、サリオスはこれに該当し、前走時で既に538kg。

内枠にも恵まれ、鞍上は今回松山騎手。
能力がある馬だとしっかり結果は出すタイプ。

更に堀調教師が最終調教をサラッと終わらせたと言うことは微調整だけで問題無いとの判断だと思います。
弱点としていた右トモもレベルアップしたと言っていましたし、心身共に成長が見られるとの事。

前目に付けて押し切って欲しいです!

不安点としては
データ上
栗東所属が圧倒的優勢
3番人気がことごとく着外

といった所でしょうか?

最後に
サリオスは足短いの可愛いんです。


といった感じの考察です。

具体的な調教ラップ、過去の走破時計、ハロン毎のラップ比較等すると長々となりすぎるので今回は省略しましたが、万が一希望が有れば次回掲載させて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

素晴らしい共演を楽しみ、全馬無事にゴールしてくれる事を願いながら、大阪杯応援していきましょう!

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