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成人済み 24/09/20

・誕生日だった。二十歳の。二十歳の誕生日となると、人生においてかなりのターニングポイントになりえる日なのだが、あまり特別感はなかった。もちろんお酒やたばこが解禁!!縛られていない人生!!と感じたが、「でも法律には縛られてるじゃん…」とまじめになってしまった。真面目とは違うが。

特別感を感じない、とは思ったが嬉しくはあった。友達やら彼女に祝われたのでそう感じれた。祝われないなら祝われないで何かコンテンツに落とし込むとか、自分の腑に落ちる方法で消化するとは思うが。「誕生日なんて人生であと80回くらいあるから….」と卑屈になる瞬間もあるが、二十歳の誕生日はその一回きりなんだなぁと考え直せた。

ふと思ったのは誕生日(自分の場合9/20中)のどこで祝うのが一番幸福感を感じるのだろうか?「誕生」を重視して祝うのであれば、自分が生まれた出生時間に祝うべきかと。誕生日が終わり、日を跨ぐぐらいの時に「誕生日が終わってしまう!特別な日が終わってしまう!」と思うことがよくあるが、生まれた時間のほうが何となく大事な気がして、日はそれの不随物でしかないと思うほどである。なので年越しのカウントダウンのように、生まれた時間に向かって「3!!!2!!!1!!!出生!!!」とやったほうがめでたさがある気がする。誕生日のめでたさの違和感ってライブ感がなく、祝われても実感がなかった。まぁ自分が生まれた時間なんて全く知らないし、そのカウントダウンは何となく気持ちが悪い気がするが(カウントダウンで生まれると「ポンっ!!」って生まれそうでヤダな)。なら夜か?普通にご飯を食べた後か?実家で家族に祝われるときは夕食後だったよなぁ。出生時間ではなく、生まれたその一日をめでたい日とするのであれば、自分の生まれたその週、その月、その年もめでたくなるのだから毎日ハッピーじゃん!?!?!うぇええい。

・彼女はかなり盛大に祝ってくれる。僕の好みをほぼ網羅しているので、彼女オリジナルフルコースを作ってくれた。

突き出し「ポテトサラダ~犬~」
前菜「ごぼうの焚火」
魚料理「見つけて!サーモンの群れ!」
肉料理「ビックリ○○ー○」
デザート「バニラアイス~オリーブオイル&塩を添えて~」

あまりにもおいしくてびっくりした。突き出しのポテトサラダあまりにも多くてステーキを食べきることができなかったが。デザートは、僕がよく「バニラアイスにオリーブオイルと塩をかけるのがおいしいらしい!!」と声高に叫んでいたから実際に作ってくれた。味はまぁおいしい、それなりだったが「20」のろうそくが立っていたのでおいしく食べた。

彼女は誕生日プレゼントをたくさんくれる。ずっと欲しがっていた「圧力鍋」、大好きだったけど紛失したゲーム「新光神話パルテナの鏡」、二十歳になった日に飲んでみたかったお酒「獺祭」など。かなりクリティカルなチョイスでさすがだなぁと思った。ちびちびと飲んでいこう。


・お酒が飲める年齢になった。解禁だ。お酒が飲めるようになったら飲んでみたいお酒が一つあった。

これ。

我らが激安スーパー「ラ・ムー」オリジナルチューハイ『ゴールデンハンマーチューハイ』だ。ゴールデンハンマーといえば、ラムーでよく見る激安エナジードリンク(確か50円くらい)である。ラムーはなぜかわからないが七福神の大黒天を推しているので(?)大黒天の小槌=GOLDEN HAMMERなのだろう(以下GH)。ラムー、髪を推している時点で怖いし、あまりにも安いので利用している(安いのも怖いが)。GHエナジー、かなりおいしかった覚えがあるので、チューハイも飲んでみたかったのだ。

味の感想は、おいしかった、だ。それと同時に「これお酒なのか…?」と恐くなった。味があまりにもエナジードリンク過ぎて、「農水省非推奨カクテル」ってこれのことじゃね!?と思うほどだ。そもそもGHエナジーの味がほぼレッドブルなのでチューハイもそんな味だ。すげーな大黒天様。


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