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不防音の箱で叫べ 24/10/10
・結構な踏ん張りどころにいるなぁとは思う。映画を作る授業なのだが、仲間集め的なフェーズに入りつつある。同級生の人たちがみんなソワソワしていてなんだか居心地悪い。自分の中で「映画作りは友達ごっこじゃねぇんだよ!」という気持ちと「仲の良い人たちと楽しく作りたい」という気持ちが戦っている。だが全て飲み込んで「やらなければいけない!」が勝つ。
なんだか友達が多い人を見ると、こういう時のために増やしていたのか?と卑屈な目を向けてしまう。流石に無いか。
・初めて大学の喫煙所に入った。友達は結構喫煙所に行っていたのだが、僕は全くタバコを吸わないのでそりゃ行かなかった。タバコミュニケーションというものが存在することは知っていたが、自分には関係ないものだと思っていた。
・subwayをどうしても食べたくてイオンモール的なところに来た。どうしても食べたかった。金輪際「今、何としてでもsubwayが食べたい」と思うことはないだろうからすぐに向かった。原付で三十分位かけて。注文しようとするたび、subway特有の特殊おしゃれ注文方法に戸惑う。だがパンは「セサミ」、これ定番。
・一人カラオケがあった。あったとはなんぞやとお思いかもしれないが本当にあったのだ。
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こういうものの存在は知っていたが、実際にお目にかかれたのは初めてだ。
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実際に歌ってみたが、上の写真を見てもらうとわかる通り、天井が完全に空いており、声が漏れ漏れだった。
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救いだったのは、今流行りのラブソングとかを歌っていなかったことだ。ユーミンだったら歌っててもなんとか馬鹿にされないのでは?と思ったので十八番の真夏の夜の夢を歌った。まあ気持ちよかった。大声で歌えた快感ではなく、人前で大声を出してしまっているという羞恥が気持ちよかったのだ。
これのシステム的には100円で一曲歌えるというもの。かなり良い商売だ。
・このモールには映画館がついていたので、ついでで見たかった映画を見た。「シビル・ウォー アメリカ最後の日」だ。面白かった。ちゃんと映画の感想とかを述べたいと常々思っているが、大体「面白かった」という感想しか思いつかないので悩む。ちゃんと語ろうと思えば語れるのだが、監督インタビューとか、SNSの情報の受け売りになってしまいそうで怖い。
映画にかかわらず作品に対して感想を言うのが恐れ多いというのが自分の気持ちである。SNSで「面白い」「面白くない」を簡単に言える世の中、匿名であることから「面白くない」と言うことのリスクが下がっている。別にいいんだけど、面白くなかったとしても「でも頑張って作っただろうからさぁ…?」がみんなに少しでもあってほしいな。