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「こんな大人」の範囲 24/03/21

・自分が寝るベッドにはぬいぐるみが三つある。

ぬいぐるみ

実家から持ってきた恐竜、ゲームセンターでゲットしたサメ、牡蠣。三つあるがベッドの上が窮屈になることはなく、むしろ僕の体とパズル(ヨッシーのクッキー)のように噛み合い、寝やすくなっている。考えてみれば狭いのかもしれないが、むしろそのほうが寝れる。なんとなく大量のおっぱいに挟まれて寝るイメージをする、だいたいいつも。

・カバーが苦手。歌のカバー。中学生時代にはいわゆる“歌ってみた”など好きだったが、色々なアーティストや歌、カルチャーに触れた結果、“歌ってみた”が音楽を冒涜しているように思えてしまい、聞かなくなった。もちろん個人の見解であり“歌ってみた”の文化を否定しているわけではない。その名残かカバーですら苦手意識がある。カバーを歌いYouTubeやTikTokなどで有名になった人に対して「人の歌歌うな!お前がすごいんじゃないぞ!」というヤジをつい心の中でしてしまう。だがそれはグッとこらえ、「評価に値するんだから凄い!」に転換する。それがルーティン。リスペクトが大事。何事も。

・バイト先で接客をしていたら、おじいさんに話しかけられた。大変だね〜みたいな世間話をしていると、「若いうちにやれるだけやりなさい」みたいな話をしてくれた。説教か?と少し身構えたが、人生のアドバイスや自身の体験談をおり混ぜたトークに心奪われてしまった。なんて素敵な人なんだろうか、会ったばかりの若造にこんなに熱心に話してくれるなんて。しかもカラオケの半額クーポンまでいただいてしまった。なんてこった。いいのか?この人すごいな。頑張ってね!と言われて去っていくおじ様の背中に深々と礼をして、作業に戻った……。が、そのお爺さんが戻ってきて「これでジュースでも買って!また来るね!」と千円を手渡し、去っていった。素晴らしすぎる。僕はこんな大人になりたい、と思ったが所々に下ネタを混ぜて話していたので、そこだけは「こんな大人」には含まないことにする。

・Instagramを開設した。それにあたって高校の友達などに活動を開示した。活動アカウントです、と公開するとフォローやらなんやらが沢山飛んでくる。Instagramのアカウント自体、一昨年からあったが、公開や宣伝などしていなかった。その当時は“四コマ日記”なるものをしていて(noteでも公開中)、それだけがInstagramアカウントに載っている。そもそも作品というか四コマをみんなに見せるほどの自信はなく、恥ずかしい思いがあった。では何故今公開したのか。答えは「2年経ったことで四コマ日記が自分の作品である実感がなくなり、恥ずかしくなくなった」である。もはや自分のものではない。公開した理由のもう一つは、自身の存在をパブリックなものにしていく、という目標を明確にしていくためだ。こそこそやっててもなかなか進まない。もうどかーんと前に出てしまえ。高校の同級生、見てるかどうかは知らないが暖かく見守ってくれよな

・昨日から気合いがすごい。こんなにデスクに向かっているなんて。

・今のバイトだけじゃ稼ぎが足りないと思い、掛け持ち用のバイトを探していた。すると条件の良さそうな警備のバイトを見つけた。深夜警備なら自由度が高いし、作業量も少ない。これに応募しようか。一応、髪型が自由かどうかみておこう、僕は髪が長いのでそこが大事。……ダメだった。いいだろ、髪が長いくらい。許してくれよ。だがよく読んでいくと、

×過度な染髪・頭髪
×ひげ禁止
×タバコ臭
上記についてはごめんなさい。
お客様、スタッフがともに気持ちよく働けるような環境づくりのご協力をお願いします

求人サイトより

別に悪いことしてないのに「ごめんなさい」と言っててこっちが申し訳なくなった。そうだよね、僕みたいに「髪ぐらいいいだろ!」って奴には謝るしかないよね…僕もカッとなってごめんなさい。そもそも男なのに髪が長い、とか派手な色の髪とか、良いほうが珍しい。

・このままでは太りそうだ。もともと少食だったが気づいたのは、1度に食べる量は少ないものの、消化が早いためすぐにお腹が空いてしまう。胃袋のキャパが少ないのか。食事をいちいち取るのがめんどくさいので、1度の食事で大量に食べるのが1番効率的なのに。このまま太ってしまうと、自身のアイデンティティーであるハンサムな顔がなくなってしまうとともに、「お一人様、いやお太り様ご来店です!と言うつまらないユーモアの対象になってしまう。やはり頻繁に運動をしたほうがいいのかもしれない。いや、かもしれないじゃなくて、絶対にやったほうがいいが。だが、正直、太るなら、太るで別に構わない。それも運命、それが人生。

・仕送りでもらっていた、ペペロンチーノのソースが美味すぎることに最近気づいた。わざわざ麺茹でてまでこんな雑魚ペペロンチーノ食わんわ……と思っていたが美味すぎる。しかも作り方も簡単。

お湯

まずお湯を沸かして沸騰するのを待つ。沸騰したらマ・マーのパスタを投入するのだが、手に持っていたはずのマ・マーを紛失してしまった。鍋がぶくぶく言う中、探し見つけたのだが、あった場所は僕のズボンのポケットだった。

魔女がほうきで突っ込んできた?

確かに左太ももに何か当たるなとは思っていたが。手に持っているのがめんどくさいし、邪魔になったのでとりあえずポケットにしまったのだろう。とんだおっちょこちょいさん。

完成

皿を洗っていなさすぎて、ボウルに入れるしかなかったが上出来だ。なんとも美味。

・今日ずっと部屋からミシミシ聞こえるなと思ったら、災害が起きた。

土砂崩れ

テレビの上の棚が壊れて、テレビごと落としやがった。WiiUも。もう寝る。

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