整い、剥奪　24/12/03

・バイトをしに来た。私は実は、サウナの熱波師なのだよ。今日出社したら『テスト』が新しく実施されるという。このテストに合格しないと、今月分のロウリュウボーナスが剥奪されるらしい。なんてこった。これはまずい。ま、実は出社30分前に少し暗記したのだよ、金を剥奪という不合格の代償は大きすぎる。ちょっとした問題なので丸暗記すればいけるはず。

結果、剥奪。

なんだよばか。せっかく暗記したっていうのに凡ミス大量で不合格じゃないか。そもそもなんだよバイト如きでテストって。まあハイレベルな接客スキルを目指すため仕方がないか。でもこういう“テスト”をしたくないから芸術の大学に来たっていうのに、なぜバイトでしなくちゃいけないんだ。盲点にも程があるよ…。

聞くところによると再テストは何回でも受けれるらしいので助かった。もう懲り懲りなのでさっさと合格したい。

・サウナに客として来た。時刻は深夜1時になるくらい。なぜこんな遅い時間？それはねぇ…「本当は23時とかに行きたかったけどダラダラご飯を食べてたり、ゴロゴロしていたらこの時間」が正解ですね。まあ良いさ、やんちゃな若者がたむろしている深夜帯にソロ突撃する経験も悪くないだろう。

私はサウナが好きなのだよ。整うのが好き。サウナの解説などは今の時代、もはや洒落臭いし野暮だろう。私が整うことができる時間配分はまず
［サウナ：8〜12分］サウナは耐えれば耐えるほど整える、鼓動がだいぶ早くなったなぁと感じたら出るようにしている。
［水風呂：35〜45秒］経験の末、水風呂はこの時間なのだ。この時間で丁度「暑いとか寒いとかわからない」感じの感覚になる。羽衣を纏うような感覚と喩えられたりする。
［外気浴：∞］ここは宇宙。脈打つ鼓動と微風を感じながら、コスモを身体中で受け止めるのだ。私は完全に整うことができると遠心力を感じる。頭の中がぐわんぐわんして、へそから上に伸びた紐で、観覧車のような軌道で振り回される感覚。それが僕の整う。

今日は整えた。冬の方が整えるみたいだ。丁度いい気温。

だが整っている途中で、炊飯器にご飯を入れっぱなしだということを思い出して、完全に冷めてしまった。

・スカルガールズ（趣のある格ゲー）のスマホ版を発見した。最高。

おいらはもっぱらセレべラを使っているさ。↑ほんとによ、秀逸なデザインだと思わんかい？へえ、あっしもそう思いますぞや。格闘アニメーションもカートゥーン（？）っぽくて、今回初めて知ったよ〜って方はぜひ、プレイしてみるといい。