入社前(内定者)研修を行う企業には就職したくない!
厳しい就活戦争に今までの行動や人脈はたまた小手先のテクニックでようやく掴んだ内定
これで後は卒論を書けばひとまず3月までは一安心だ…
そう思った矢先
ある企業では入社前研修というものがあるみたいです。
研究室の人たちは資格取得のために入社前に資格勉強していると言っていました。
この入社前研修についてこの記事で考察していきたいなと思っています。
ちなみに僕は入社前研修なんて大嫌いです
なので就活の時は入社前研修がないところに就職先を選びました。
しかし僕が内定した企業は会社に出向いてまで行う技術的な入社前研修はなかったのですが、ビジネスマナーをネット上で学ぶサイトで社会人とは何かの洗脳を浴びさせられました笑
お給料もらわなきゃやらない!
とかたくなにやらなかったのですが
人事からやりなさい!と怒られてしまったのでしぶしぶ毎日やりました
とりあえず今出ているコンテンツまでは終わらせていますのでご安心下さい
入社前研修はなぜやるのか?
内定者と企業それぞれの立場となって考えてみましょう
内定者のメリット
・時間のある入社前に企業の教育を受けることができる
・内定者同士の仲を事前に深めることができる
内定者のメリットとしては
時間のある学生のうちに職種の教育を受けることができるというのが一番大きいです。
入社後の研修はあるとは思いますが実際に現場に配属されてからだと仕事覚えなければならないのでなかなか勉強する時間が取れないと思います。
なので基本的に卒論しかないであろう最終学年であらかじめ職種の勉強を行うことはアドバンテージになります。
原則的にお勉強というものはお金がかかるものですが企業からテキストや参考書が配布されるのでほとんどの場合無料で学習ができてしまいます。
時間があって無料で学習ができるのが内定者における入社前研修の最大のメリットだと思います。
そして月に一回 会社で集合研修を行うこともあるので内定者同士で顔を合わせる機会が定期的にあります。
内定者同士で懇親を深めると会社に行く足も軽くなるかもしれません。
しかしよほど小さい会社ではない限りは研修後にそれぞれの部署での配属になります。
せっかく仲良くなった同期でもバラバラになってしまう可能性もあるので入社前の時間も合わせると別れが辛くなりますね。
企業側のメリット
・教育の人件費を抑えることができる
・事前に社会人意識を芽生えさせる
・新入社員を現場に早く入れることができる
なぜ入社前研修を行うのかそれは企業側にメリットがある これに尽きるでしょう
人件費は企業にとって無視できない存在なのでなるべく合法的に削減していきたいと考えています。
内定者は内定が出たといってもまだ入社前なので規則的にはまだ社員とは呼べません。
なので内定者は会社の規則の対象外となります。
入社後ですと研修でも新入社員に給料払わなければなりませんが入社前でしたら内定者扱いなので給料を払わなくていいということになります。(法律的には研修を行うならお給料は払わなければなりませんが…)
そして入社前で研修を行った分 入社後の研修期間を短くすることができるので配属も早まって現場で活躍する期間も早くなります。
なので企業側は最小限の費用でスキルを身につけさせて現場に入り1日でも早く利益を上げて欲しいという魂胆です。
研修を行う目的の一つとして事前に社会人意識を芽生えさせるという目的もあります。
早いうちから教育を行うことによって学生気分を抜けさせて社会人としての実感をつけさせて入社後から仕事をスムーズに話せるように根回しをします。
入社前研修がよくないと思う理由
・給料が出ない
・学業がおろそかになる
・入社前から評価されてしまう
ここから入社前研修がなぜよくないのかを記述していきます。
個人的な感想ですのであらかじめご承知ください。
まず給料が出ないということが個人的には納得がいきません。
内定者側は働いて成果を出すから報酬をくれという契約で就職をします。
そして企業側は成果を出せるであろう学生に内定を出して働いた分を報酬として出すと約束します。
なので研修といえども立派な労働ですのでそのぶんの対価は必要だと考えています。
入社前に無賃で研修を行うことで労働意欲が下がってしまい仮に残業などした時にサービス残業させられるのではないかと思ってしまうこともあるかもしれません。
随所随所に出てくる社員と企業との信頼関係が初めのうちに崩れさるかもしれません。
内容が学業に支障をきたさない程度ならまだいいのですがときたま学業に支障をきたすぐらいの「分厚いテキストやってこい!」と言ってくる企業もあるそうです。新卒で入社することを条件としているのに学業に支障をきたして卒業できなくなってしまったら本末転倒ですね
僕は学業以外でも学生のうちに色々と経験しておきたいことがありましたので入社前に研修を行う時間すらも惜しかったです。
ここら辺は個人個人の価値観によって違いそうなのでだめだと一概には言えませんが学生のうちは学生の時でしかできないことをやっておきたいですよね。
入社前研修を行うことによって入社前にもかかわらずふるいにかけられてしまうことが嫌ですね
入社後ですと同じ会社で条件も整いますが入社前だとそれぞれの生活がありますので課題を着手するのが遅れたり、他に優先度が高いタスクもあるかもしれません。
公平でない条件下で評価されて今後の仕事に影響をきたしてしまうとたまったもんじゃないんですね。
自分の納得できる制度がある会社に入ろう
入社前研修はあまりよくないとつらつらと記述していきましたが、
入社して一早く活躍したいから早く知識を得たいという人もいますし僕みたいに学生の時間を大事に過ごしたいという人もいます。
ようは本人の捉え方次第で鬼にもなれば仏にもなります。
これから就職活動をする人は企業の条件をよく吟味して自分の納得いくような会社に入れればハッピーじゃないんでしょうか?