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全駅下車の旅 アルピコ交通 上高地線

日本国内の鉄道を全て乗りつぶした筆者が何を血迷ったのか今度は日本にある9500駅を全て下車してやろうと企てのであった。
これは何十年かかるのか分からないこの旅の記録である

今回は、松本近郊を走るアルピコ交通 上高地線の駅を降りていきます。

上高地線の駅は全部で14駅で総延長約14kmなので平均駅間は1kmとなります。


使用するのは信州・飛騨アルプスワイドフリーパスポートです。
上高地・乗鞍・白川郷など広い範囲でのバス路線が乗車できますが、鉄道であるアルピコ交通 上高地線も乗ることができます。

ちなみに1日乗車券は1,420円で販売されています。

松本

端っこのほうでひっそりと発着している

アルピコ交通 上高地線の専用改札はなくJRの構内と一体になっています。
なのでアルピコ交通上高地線を利用する場合もJRの改札から入ることになります。

西松本

ホーム

上高地線では1番新しい駅
(と言っても1927年開業)

駐輪場がホーム上にある
用地がないから?

松本車両センターが近くにあり
JR長野支社の車両を見ることができます。

アルピコ交通 上高地線のマスコットキャラクター 渕東なぎさちゃんの名前からとられています。

開業時はこの駅が西松本駅でしたが西松本駅が開業した際に渚に改称されています。

周りは住宅地でこれと言ったものはありませんでした。

渚駅でなぎさトレイン

信濃荒井

島式ホームで交換可能駅ですが、交換を行うのは朝ラッシュ時のみみたいです。

立派な駅舎がありますが無人駅で待合室だけが開放されています。

駅から7分ほどの場所にある島立緑地
テニスコートがありましたが草がボーボーで長らく使われていない感じです。

大庭

住宅地が広がる駅
かつては駅舎があったようです。
(ストリートビューの履歴では確認できず…)

下新

ログハウス風の駅舎でかつては窓口の営業も行っていたようです。
駅周辺は大庭駅とほぼ同じ感じ

北新・松本大学前

かつては北新駅でしたが松本大学が近くに開校してことにより、駅名改称
長野県内で一番長い駅名みたいです。

平日の7:20~17:45は窓口営業を行っており、電車もすべてのドアが開きますが、それ以外の時間帯は無人駅と同じ扱いになるので初見の人は戸惑うかもしれません。

松本大学

新村

ホーム

主要駅の一つ

だいたいこの駅で列車交換を行うので降りるなら本数が多い朝がベストです。
(日中だと40分も待つことになるので)

駅舎
新村車両所に留置されている信濃鉄道1形電気機関車

三溝

国道沿いにある駅

近くにしだれ桜が有名な安養寺があり駅名標もしだれ桜が描かれている

森口

路線内唯一の相対式ホーム

列車交換は数回しか行われないが列車交換がなくても上りと下りそれぞれのホームに停車します。

駅舎 2012年に建て替えられた。
アルピコ交通のバスを模した自動販売機が設置されている。

三神社 厳かな雰囲気で杉が生えている
この辺りから森が広がっていたので森口とつけられたそう

下島

三溝と同じく国道沿いにある駅

待合室もなくベンチと屋根だけがある

波田

主要駅の一つで終日駅員さんが配置されている。
島式ホームですが進行方向 右側に侵入していきます。

列車交換は1日に数回だそうです。

駅から10分ほど歩いたところにゴジラに見える木がある
上高地方面側から見るとゴジラに見えます。

渕東

開業時にはなく開業してから2年後に開業した駅

イメージキャラクターの渕東なぎさちゃんの名字の渕東はこの駅から名づけられています。

路線内で一番 ローカル感を味わうことができる

駅の北側はポツリポツリありますが、

南側は田畑が広がるので、ザ田舎の駅な感じで雰囲気が好きです。

駅名標
線路側はリアルな渕東なぎさちゃんと

裏側はデフォルメのなぎさちゃんが拝めます。

新島々

当路線の終着駅

終点というよりは、バスに乗り換えるためのターミナルな感じです。

ホーム 終着駅の割には狭い

開業時から終点だったわけではなく、上高地方面に島々という駅がありました。
最初は島々駅が上高地方面とのターミナル駅でしたが、当時、赤松駅だったところにターミナル機能を移設しました。

1983年に台風により新島々~島々が不通になり、そのまま1985年に廃止され当駅が終点となりました。

引込線としてわずかですが線路が残っています。

以上、アルピコ交通 上高地線 14駅の下車レポートでした。
ザ住宅街という場所に駅があり、沿線の観光要素はありませんでした。
どちらかと言うと沿線住民のための足と
新島々から先の上高地や乗鞍へ観光客を運ぶ意味合いが強いですね

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