【Designship2023】デザイナーが徹底レポート📣【後編】
みなさんこんにちは💁♀️
ご覧いただきありがとうございます!
株式会社Asobicaのブランドデザイングループでリーダーを務めるyurieと申します。
普段はデザイナーの制作環境を整えたり、ディレクションや採用活動をメインに業務を行っています。
ピープルマネジメントも行っており、今回はデザイナーキャリアのビジョン把握や業務改善の参考にさせていただきたく「Designship2023」に参加してきました!
この記事では当日の会場の様子や各セッションの概要など、私の主観も交えつつお伝えできればと思っています🙏
今回はDAY2で拝聴したいくつかのスピーチとセッションをお届けします!
🔻DAY1はコチラ
少し長くなりますので、目次からご興味あるセクションに飛んでみてくださいね↓
Designship 2023 DAY2
望月 美憂氏『デザインプログラムマネージャーになって気づいた「これもデザイン」』
内容については望月さんが登壇資料を公開してくださっているので、ぜひこちらをチェックです👇
スピーチが始まり、まず驚いたのが望月さんのキャリア。
多くの領域のデザインを経験し、「器用貧乏ななんでも屋」としてコンプレックスを抱えていた望月さん。転職活動では32社落ちた後に「DPM(デザインプログラムマネージャー)」としてGMOペパポに採用されたそうです。
32社・・・!落ちた数もすごいですが、やり切った望月さんのパワーもすごいです・・・😳
そこで「良い感じにしてほしい」と言われるタスクを切り盛りしながら今の地位を確立しているとは尊敬しかありません。笑
あまり耳馴染みがないDPMですが、望月さんのお話を聞くと「自分がやっている仕事にかなり近い領域だな」と感じました。スピーチの中で具体的な業務内容を提示してくださったのですが、組織の体制・文化づくりから支援成長、効率化やコラボレーション促進など・・・一見するとデザイナーではないように見えます。実際、マネジメント業務に携わるようになった私も葛藤していた部分です。
デザインという行為は企業活動のさまざまな段階で行われていることを前提に「デザインとは前提を疑い、理想を描き、それを実現するために物事を形作る行為」と述べ、組織に所属する誰もが「デザインピープル」として振る舞える組織を目指すとスピーチ。
デザインを見た目や意匠の設計という枠に収めず、デザインピープルと形容することでデザインの定義の幅を広げていただいたことは個人的にある種、救われたような気持ちになりました。
福田 佳世子氏 『ビジネスの中心で“デザインのチカラ”をはたらかせるデザイナーのあり方』
こちらも登壇資料を公開してくださっていたので要チェックです✨
すごいデザイナーになるためにはビジネスの土俵に上がり、事業を理解しなければならないと語る福田さん。
デザイナーの業務領域は広がり続け、今やデザイナーがやるべき仕事は制作業務だけにとどまらず体験設計や要件定義、ある時は経営や事業戦略にまで関わることになります。
しかしながらビジネス感覚がないとビジネス文脈におけるデザイナーの役割はほぼ与えられません。どうしたらデザイナーとしてビジネス文脈に関わることができるのか、はつい最近まで自分も悩んでいる課題でした。
福田さんはその課題を次のサイクルで克服したそうです🚲
①期待を知り
②期待を満たし
③期待を超えた成果を出す
言葉にしてみると簡単なようにも思うし当たり前のようにも感じますが、今一度スピーチを聞いて咀嚼してみると、思考を整理できます。
デザイナーとは。デザイナーの使命とは。将来、デザイナーはどうあるべきか。
無限に広がる課題を置き去りにせず、目の前のことを確実に進める福田さんの姿勢は全てのデザイナーが見習うべきものではないでしょうか。
私自身も漠然とした課題に向き合うのではなく、目の前にいる人たちの期待値を裏切らない・期待値以上の成果を出せる目標を見つけ出し、日々の業務に泥臭く取り組んでいきたいと改めて感じた内容でした。
松本 渚氏『組織エンゲージメントをデザインする』
スタメンの松本さんは組織エンゲージメントを強めるため、デザイナーの枠を超えた取り組みに挑戦したそうです🐶✨
リモートワークによって「人を知る」ことのハードルが高まった昨今。
「知る」きっかけづくりのためにイベントやゲーミフィケーションを主催したり、社内報やラジオなどの情報の媒体を整えたそうです。
一見、人事の役割に見えますが、デザイナーだからこそ理想状態と現状とのズレを理解し、当事者の目線に立って企てて実行することができると松本さんは述べます。
確かに〜と思う一方で、人事との協働において対話も必要不可欠。これまでのスピーチやセッションを通して、デザイナーが領域を広げて活動するためには様々な部署とのコミュニケーションがやっぱり超重要!とも改めて思いました🧚
杉山 弥優氏『デザイン組織成長における負債解消に向けた取り組みを赤裸々に語る』
デザインの領域はUI〜コミュニケーションデザインと幅広く、スピード対応が求められている現場において、目の前のデザイン負債を取り払う必要が出てきたそうです👀
印象的だったのは負債の解決を通して、メンバーの自己開示に繋がったと杉山さんが語っていたシーンです。
メンバーの意見を吸い上げる場として機能していたのだろうなと想像したのですが、そういった場を設けるのは今のチームにも必要だと感じました。
ただ、どういった軸でどんな種類の意見を吸い上げていくべきなのか、目の前の課題に適した意見交換の場を自分たちも作っていかないと✨と考えるきっかけになり、元気をもらえました🫶
各社出展ブース・ノベルティ
各社ブースにもしっかりお邪魔してきました🫡
アイデア満載のブースやノベルティは遊び心たっぷり!さすがデザインイベントです🐶✨
(ほとんど喋ったり見ることに集中してしまって写真があまりないのが悔やまれるのですがご参考までに・・・!本当に全てのブースが素敵でした🙇♀️)
今後のDesignshipも楽しみ!
実は今回、Designshipへの参加は初めてだったのですが、思いの外大きな規模・賑わい・熱量の高さに驚きました・・・!
同時にたくさんのデザイナーの方、企業の方が悩みながらそれぞれの組織課題と対峙し、解決に向かって走っていることがわかって嬉しかったです。自分と同じように悩みながらも進んでいるんだ〜!🏃♀️
面白いコンテンツや出展なども盛り沢山で、実は伝え切れてないことが山盛りです笑
元気や希望をたくさんもらえた神イベントでした✨
悩みながら走る!私と一緒に組織課題を解決する仲間を募集中です🏃♀️
私が所属している株式会社Asobicaでは、コミュニティを通じて顧客起点のマーケティングを実現する「coorum」というプロダクトを運営しています🐶
そんなcoorumは成長真っ最中!課題も山盛りですが、アソビゴコロを忘れずにみんなで楽しくデザインしています🫶
少しでも興味が湧いた方はカジュアル面談で私とお話ししましょ〜!受付お待ちしております✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?